平戸悦山 白磁展
2024-08-20 17:12:08

日本の伝統陶芸を継承する「一四代 平戸悦山 白磁展」がそごう横浜店で開催

日本の伝統陶芸の美しさを堪能する「一四代 平戸悦山 白磁展」



2024年9月3日から9日まで、横浜のそごうにて開催される「一四代 平戸悦山 白磁展」では、長崎県の伝統的な陶芸作品が集結します。この展示会では、現代の名工として知られる今村均氏の代表作が展示・販売されるほか、次女の今村ひとみ氏の作品も見ものです。

展示内容と見どころ



本展では、今村均氏が手がけた約30点の白磁作品が並びます。その中には、象徴的な細工技術を駆使した「虫かご」や「白龍」などの新作も含まれています。彼の作品は、400年以上の歴史を持つ三川内焼において、江戸時代初期から続く平戸藩御用窯「平戸窯悦山」が受け継いできた技術の粋を体現しています。

白磁細工の真髄



今村均氏は、捻り細工技術を一貫して自らの手で行い、全ての制作工程を経て、現代の美術にふさわしい新たな造形美を創り出しています。特に「虫かご」は、奈良時代から続く文化にインスパイアされた作品で、素材の特性を最大限に生かして制作されています。これらの細かい作業が一体として焼き上げられる技術は、彼のすご腕を物語っています。

イベントの特別ゲスト



会期中の9月7日と8日には、一四代平戸悦山今村均氏が実際に会場に登場し、観客に向けて作品の魅力を語ります。また、次女の今村ひとみ氏も常駐し、作品説明を担当する予定です。直接彼らから話を聞ける貴重な機会となるでしょう。

新作と注目作



展示される作品の中でも特に注目されるのが新作の「虫かご」です。籠の形状や装飾は、細工技術の極致といえる出来栄えです。また「白龍」や「蓮」なども、それぞれ独自の美しさを持ち、見つめる者を引き込む魅力があります。

今村均氏の手による作品は、単なる陶芸品ではなく、心と技術が融合した一つのアートです。さらに、彼の作品は長崎県指定無形文化財にも認定されており、その価値は非常に高いといえます。彼の白磁の魅力は、温かみを感じさせる独特の美しさです。特にその薄手の白磁は、見る者に感動を与えることでしょう。

参加方法



この特別な展示会は、横浜のそごうで開催されるため、アクセスも便利です。アートに興味のある方、お子様連れのファミリーなど、多くの方に楽しんでいただけるイベントとなっています。入場は無料で、無料の説明も受けられるため、ぜひこの機会に訪れてみてはいかがでしょうか。日本の陶芸の伝統を再発見し、その美しさを体感できる貴重なチャンスです。

展示される一つ一つの作品は、作り手の思いと技術が込められており、その美しさを実際に目にすることで、より深い感動が得られることでしょう。ぜひ、そごう横浜店に足を運んでください。


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会社情報

会社名
株式会社そごう・西武
住所
東京都豊島区南池袋1-18ー21西武池袋本店書籍館
電話番号

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