新たな物流不動産のマーケットレポートが登場
株式会社estieと株式会社シーアールイー(CRE)が共同で、物流不動産市場に関する詳細なレポート「エスティ 物流マーケットレポート supported by CRE」を始めました。この新しいレポートは、特に首都圏における物流施設のトレンドや賃料の動向に焦点を当てています。
レポートの目的と内容
このレポートの主な目的は、賃貸用物流不動産におけるデータの透明性を高め、業界関係者が意思決定を行うための基盤を提供することです。2024年上半期を対象に、首都圏エリアにおける3,000坪以上の賃貸物流施設に関する四半期データが含まれています。
レポートは第1章と第2章に分かれており、第1章では稼働面積の推移や募集面積の動き、空室率、そして募集賃料の履歴を詳しく分析しています。特に、空室率は2024年第2四半期にかけて低下傾向にあり、一方で募集賃料は減少しています。この情報により、業界における需給バランスを把握することが可能となります。
第2章では、重回帰分析を用いて募集賃料と関連する要素を解析しています。ランプウェイやスロープなどの建物形状が賃料に与える影響を浮き彫りにし、エリアの特徴とともに考察が行われています。これにより、企業は物件選定の際に重要なインサイトを得ることができます。
今後の展望
今回のレポート提供開始以降も、四半期ごとに新しいレポートを発表する予定です。また、調査対象エリアの拡大や、賃料相関のある特徴についての深掘り、将来の賃料予測など、内容の充実を図る方針を採っています。これにより、ユーザーにとってより有益なデータが提供されるでしょう。
こんな人におすすめ
このレポートは、物流不動産の需給や賃料動向を把握したい方、首都圏の物流施設への投資を検討している方に特に有用です。また、estieの物流リサーチに興味をお持ちの方にもお勧めです。マクロ経済の変動や市場の動向を理解することで、ビジネス戦略に役立てられます。
会社概要
株式会社estie
estieは2018年に設立され、商業用不動産に特化したデータサービスを提供しています。デジタル化を通じて業界の課題解決を目指し、さまざまな情報サービスを展開中です。
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株式会社シーアールイー
CREは物流不動産の管理運営において国内最大規模を誇り、賃貸から管理、開発まで幅広いサービスを提供しています。長年の実績に基づく豊富なノウハウが特徴です。
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この新しいレポートにより、物流不動産の現状をしっかりと把握でき、今後の戦略を練る上で非常に有益です。興味のある方は、ぜひレポートをダウンロードしてみてください。無料で提供されています。