株式会社福島マツダとWiZ国際情報工科自動車大学校の連携
福島県郡山市に拠点を置く株式会社福島マツダと、学校法人国際総合学園のWiZ国際情報工科自動車大学校は、この度、自動車分野における人材育成に関する連携協定を締結しました。調印式は2023年7月31日に行われ、キャリア教育の新たな一歩を踏み出しました。
協定の目的
この協定は、マツダと大学校双方の持つ資源を最大限に生かし、自動車産業における専門的かつ実践的な人材の育成を推進することを目的としています。具体的には、地域活性化や学術振興に寄与することを目指しています。
また、調印に先立ち、新設された「eモビリティ科」の開設も紹介され、新たな教育カリキュラムが正式にスタートします。この科では、カーボンニュートラルを実現するためのバッテリー技術やプログラミング技術、モビリティに関する知識を学ぶ唯一の課程です。
eモビリティ科の特徴
「eモビリティ科」は2年間のカリキュラムで、定員は10名。
この科では、学生が次世代モビリティのプロを目指し、バッテリーテクニカルエンジニアやEVエンジニアなどの職業に必要な知識と技術を身につけます。
また、学生たちは、株式会社福島マツダから提供された最新の電気自動車「MX-30R-EV」を教材として活用することができます。
具体的な連携内容
協定の詳細な内容には以下のような項目が含まれています:
1. 自動車整備技術の実践的な実習・演習
2. 地域人材の育成に関する取り組み
3. カリキュラムの共同開発とインターンシップの受け入れ
4. 共同開発したカリキュラムなどで使用する車両の貸与
5. その他必要に応じた相互協力
これにより、学生は理論だけでなく実践的なスキルも習得することができ、業界で求められる人材として成長していくことが期待されています。
株式会社福島マツダの企業理念
福島マツダは、「走る歓びと期待を超える保有体験の提供で私たちの福島を元気にします」という理念のもと、地域貢献に力を入れています。
まとめ
この連携協定は、地域の人材育成を進めるための重要なステップです。福島マツダとWiZ国際情報工科自動車大学校が連携することで、地域が求める技術者を輩出し、自動車産業の発展、ひいては地域の活性化に貢献することが期待されています。今後の取り組みから目が離せません!