秋田県産材の利用促進がもたらす環境貢献と未来への取り組み
ケイアイスター不動産株式会社(以下、当社)は、秋田県から「秋田県産材利用促進CO2固定量認証書」を受け取りました。この認証は、県産木製品の利用を促進するために創設された「あきた材パートナー」として、県内外の企業が地域材の活用に貢献するためのものです。秋田県の知事より認証されたCO2固定量は361.6 t-CO2で、これは519.055㎥の県産材を使用した結果に基づくものです。
今回の認証は、当社が脱炭素社会に向けた取り組みを続け、その一つとして秋田県産材を使用した新築分譲住宅100棟の施工を行ったことによるものです。私たちは、木材の成長過程で吸収したCO2を固定化する活動に取り組んでおり、この取り組みが地球温暖化防止へとつながることを目指しています。
環境保全に向けた積極的な取り組み
当社は、持続可能な社会を実現するため、さまざまな環境保護活動を展開しています。これまでも太陽光発電システムを搭載した分譲住宅を提供したり、国産材100%を使用した「IKI(イキ)」という平屋の住宅を提案したりしてきました。さらに、各種建材パートナーと協力し、CO2固定化に向けた具体的な施策を進めています。
2022年4月には、「あきた材パートナー」に登録し、秋田県の森林資源を循環利用することで、国土保全やカーボンニュートラル達成に貢献することを目指しました。秋田県産の杉材を使用した新築住宅の展開を通じて、これまで以上に地域資源の価値を高めていくことを目指します。
地域社会との連携
秋田県では、木材の利用が地球温暖化防止に寄与することを広めるために、県外の工務店などを「あきた材パートナー」に登録し、その利用量に基づくCO2固定量を認証する制度を設けています。この制度を通じて、私たちは地域内外での連携を強化し、持続可能な木材利用を進めています。「あきた材パートナー」としての当社の位置付けは、今後も着実に地域材の利用拡大に寄与するものと考えています。
今後の方向性
今後も当社は、環境への配慮をもとに国産材の積極的な活用を図り、持続可能な住環境の創造に貢献していきます。また、国内外の社会課題解決に向けても積極的に取り組み、皆さんがより快適で豊かに暮らせる社会を目指していく所存です。このようなサステナビリティマネジメントの強化を図ることで、企業価値を更に向上させていきます。
会社情報
ケイアイスター不動産株式会社は、「豊かで楽しく快適なくらしの創造」を経営理念とし、適正な価格で高品質なデザイン住宅を提供しています。仕入から販売まで、一貫したサービスを展開し、リアル×テクノロジーの基盤となる「KEIAIプラットフォーム」を通じて、業界のDXを推進しています。特に、首都圏を中心に全国各地での戸建分譲事業に注力し、年間で8,202棟(土地含む)の販売を目指しています。
まとめ
当社の取り組みを通じて、秋田県産材の利用促進が持続可能な社会の実現に貢献することを願っています。地域資源を活用し、環境保全を意識した住まいを提供することが、次世代への大きなギフトになると信じています。私たちは今後も「日本の森を未来につなぐ」活動を進めていきます。