芙蓉総合リースの営業管理システム刷新とDX推進の重要性

芙蓉総合リースの営業管理システムを刷新

株式会社テラスカイは、芙蓉総合リース株式会社の営業管理システムの刷新を支援しました。この新システムでは、SalesforceのSales Cloudを導入し、顧客データの一元化が可能になりました。これにより、社内の情報の齟齬が無くなり、報告書や会議資料の作成にかかる工数を大幅に削減しました。営業活動の効率も格段に向上しています。

背景

芙蓉総合リースは、リース事業を基盤として多彩なビジネスを展開し、社会課題の解決と企業価値の向上を両立させることを目指しています。この目標の実現には、事業間のシナジーを活用した新価値の提供が不可欠です。しかし、旧来の営業管理システムでは、部門間での情報連携が難しく、営業活動を妨げていました。これを受け、同社はデジタルトランスフォーメーション（DX）を進めるべく、新たな営業プラットフォームの導入を決意しました。

特にSales Cloudの導入は、顧客データの一元管理や蓄積された知識の組織全体での共有を実現する点が評価されました。これにより、多岐にわたる事業間での効率的な連携が可能になります。

Sales Cloud導入による効果

2023年の初めにプロジェクトが始まり、2024年1月から運用が始まりました。以下に、新システムの具体的な導入効果を挙げます。

- 部署間のデータ共有がスムーズに: 同じ最新のデータをリアルタイムで参照できるため、事業部門間の連携が容易になりました。

- 作業効率の向上: データの集約やドキュメント作成にかかる無駄な作業が削減され、報告や会議のための手間が大幅に軽減されました。

- スケジュールの可視化: 既存のカレンダーシステムとSales Cloudを連携させることで、全社のスケジュールが見える化され、部署を超えた協力が一層効率的に進行できるようになりました。

このように進化した営業管理システムは、営業データの蓄積を通じて迅速な経営判断を支えるデータ分析基盤を形成することを目的としています。芙蓉総合リースは、経営ビジョンである共有価値の創造を加速させる基盤を整え、今後の活動に期待が寄せられています。

テラスカイの役割

テラスカイは、導入後もシステムの改善やSalesforceの最新機能提案を通じて、芙蓉総合リースのDX推進をサポートしていきます。テラスカイ自身は、クラウド業界においてさまざまな業種で7000件以上の導入実績を持ち、その知見を基にした開発サービスも提供しています。

このように芙蓉総合リースは、新たな営業管理システムを活用し、より効率的で効果的な経営を目指して進化し続けています。顧客へのサービス向上も期待され、業界全体にとって注目の事例となるはずです。