ICT施工の新們
2024-05-21 13:35:58

ヘミスフィアジャパンが提供する小規模ICT施工用3Dマシンガイダンスシステムの新展開

ヘミスフィアジャパンの新たな展開



神奈川県厚木市に本社を置くヘミスフィアジャパンは、2023年6月からクボタ建機ジャパンのミニバックホーRXシリーズに対応した新しい3Dマシンガイダンスシステム、GradeMetrix VR500の供給を開始しました。このシステムは、小規模ICT施工市場の拡大を見越して開発され、業界に新たな風を吹き込むことが期待されています。

小規模ICT施工市場の成長



従来のICT施工は主に中大型のバックホー向けに行われていましたが、最近ではミニバックホーを使った小規模施工の需要が増加しています。特に、都市部や住宅地の造成において、ICT技術の導入が進んでいます。ヘミスフィアジャパンは、この流れを受けて、ミニバックホー向けにICT施工のノウハウを整備し、市場のニーズに応えています。

GradeMetrix VR500の特徴



新たに導入されたGradeMetrix VR500は、3Dマシンガイダンスシステムでありながら、2Dシステムとしても機能します。これにより、既存の2Dシステムから容易に3Dへアップグレードできるという利点があります。ユーザーは追加の機材を購入することで、システムをスムーズに移行させることができ、コストパフォーマンスの向上が図れます。

クボタ建機ジャパンの期待



クボタ建機ジャパンの柴山眞弘社長は、「オフセットブーム機に対応したマシンガイダンスの需要が急速に高まっている」と明言しました。彼は大規模な土木工事に頼らず、今後は住宅地や都市部でもICT施工が普及していくと予測しており、これに対する最適なソリューションとしてGradeMetrix VR500の重要性を強調しています。

顧客ニーズへの柔軟な対応



ヘミスフィアジャパンの岡本和久社長も、国交省が掲げる「2040年度までに建設現場において少なくとも省人化3割、生産性1.5倍に向上」という目標を達成するために、顧客の多様なニーズに柔軟に対応していく考えを示しました。彼は、体制を強化し、効率的な販売促進に貢献することを明言しています。

未来の展望



今後、ICT施工市場においては、小規模工程にも対応したシステムの需要が高まることが予想されています。ヘミスフィアジャパンが提供するGradeMetrix VR500は、その一翼を担うことになるでしょう。技術の進化と市場のニーズ変化に柔軟に対応し続けることで、業界全体の生産性向上を実現することが期待されています。

このように、ヘミスフィアジャパンの新しいマシンガイダンスシステムは、ICT施工業界に新たな可能性をもたらすことでしょう。今後の展開が楽しみです。

会社情報

会社名
株式会社Hemisphere Japan
住所
神奈川県厚木市中町3-2-6厚木Tビル7階
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。