SSS Capital設立
2023-02-08 10:30:05

シード期スタートアップ支援の新たな拠点、SSS Capital 1号ファンド設立

SSS Capital 1号ファンドが誕生



2023年1月11日、シード期や創業期に特化したベンチャーキャピタル「SSS Capital」が1号ファンドを設立しました。SSS Capitalは、自らのファンドの設立を通じて、起業家への多面的な支援を行うことを目指しています。

ファンドの概要



「SSS Capital 1号投資事業有限責任組合」は、出資約束金総額が5.1億円で、今後の募集総額は10.2億円を予定しています。このファンドは、日本国内の創業期およびシード期のスタートアップを対象とし、彼らの成長を支援するための重要な役割を担っています。

SSS Capitalは、創業者にとっての最初の伴走者を自負しており、起業前の相談や事業プランの策定、設立手続き、チームづくり、ファイナンス、顧客紹介など、あらゆる段階でのサポートを提供します。この多岐にわたる支援により、起業家が新たな産業を生み出すためのきっかけを作ることを目的としています。

投資重点分野



SSS Capitalは、創業期やシード期のスタートアップ全般に投資する方針ですが、特に政府の政策変化を背景に新たに生まれた市場機会に注目しています。テクノロジーを駆使した課題解決を目指す企業、特にデジタルトランスフォーメーション(DX)やグリーントランスフォーメーション(GX)を推進するスタートアップに対しては積極的に投資を行います。これによって、持続的な成長を実現し、競争力を高めていく狙いがあります。

支援内容について



代表パートナーの神谷遼多氏は、独立系シードVCでの豊富な経験を有しており、過去には40社以上の投資先を支援し、8社のエグジットに関与してきました。多くの起業家との面談を経て、さまざまな業界やステージのニーズを理解し、常に壁打ちやディスカッションの場を設けています。

出資先企業との関係構築を強化するため、週次でのミーティングを原則として行い、事業戦略の策定や顧客開拓、ファイナンスなど、経営全般にわたるハンズオン支援を提供します。また、起業家が活用できるオフィスアワーも設けており、アイデアの壁打ちや初回の資金調達に関する相談を歓迎しています。興味のある方はSSS Capitalのウェブサイトから申し込みが可能です。

代表者プロフィール



SSS Capitalの代表パートナーである神谷遼多氏は、北海道大学工学部を卒業した後、経済産業省に入省し、貿易管理政策に従事しました。2018年には独立系ベンチャーキャピタルであるインキュベイトファンドに参加し、様々な投資や経営支援業務を担当。2023年には独立し、SSS Capitalを設立しました。神谷氏は、SNSも活用して起業家たちとのつながりを広げており、その積極的な活動が注目されています。

このように、SSS Capital 1号ファンドの設立は、日本のシード期スタートアップにとって新たなチャンスを提供するものであり、多くの起業家がこの機会を利用して成長を遂げることが期待されます。

会社情報

会社名
SSS Capital合同会社
住所
東京都港区虎ノ門五丁目9番1号麻布台ヒルズガーデンプラザB 5階
電話番号

トピックス(経済)

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