タミヤホームが新記録、2025年上半期売上大幅増
埼玉県所沢市に本社を置く株式会社タミヤホームは、2025年上半期(1月~6月)において過去最高の売上を達成しました。具体的には、売上高が20億円を超え、解体事業は特に顕著で、2月から5月にかけて4ヵ月連続で最高記録を更新しました。
売上と契約件数の急増
2025年上半期の解体業務は、単月ごとに前年同月比約2倍の契約数と売上を記録。月別売上推移は以下の通りです:
- - 1月: 18500万円
- - 2月: 18500万円
- - 3月: 32500万円
- - 4月: 35160万円
- - 5月: 45780万円
- - 6月: 45660万円
このような業績は、解体業務を強化するタミヤホームの営業本部によるもので、昨年度の全事業合計売上約30億円を上回るペースとなっています。
背景にある社会的需要
今期の業績好調は、総務省の発表によると、全国の空き家数が900万戸に達し、過去最高の空き家率13.8%を記録したことが背景にあります。これに伴い、空き家を適切に管理・解体する需要が高まっていると言えます。
防災や不動産価値の影響もあり、解体工事や不動産関連の必要性が増しています。このような市場の動きはタミヤホームにとって大きなビジネスチャンスに繋がっています。
組織の強化と社員数の増加
タミヤホームは、組織改編を行い、これまでの部門を見直しました。新たに営業本部を強化し、解体工事部が営業と独立して運営されるようになりました。この体制により、迅速な対応が可能となり、競争意識の向上にもつながりました。
また、社員数の増加も業務拡大に寄与しています。2023年から2025年にかけて新たに20名以上の社員が加入し、各部門が活性化しました。特に1月・2月に入社したメンバーの活躍が、全体の売上を大きく押し上げる要因となりました。
将来の展望と情報発信
タミヤホームは今後、さらに情報発信の強化を行う方針です。社員の意見や活動を広く社内外に伝えるために、オープン社内報としてのnoteを展開し、会社の文化や価値を再認識しています。これによって、営業活動における成果を向上させていると感じています。
また、プレスリリースの発信を通じて、自社への関心を高める取り組みも行っています。具体的には、6月から7月にかけてウェブサイトの訪問数が前月比1.6倍に増加するなど、注目度が高まっています。
タミヤホームは「かいたいはみらいをかがやかせる」というビジョンを掲げ、社会貢献活動や持続的成長を追求し続けます。これにより、地域社会の発展に寄与する企業でありたいと考えています。
会社概要
株式会社タミヤホームは、解体工事業、建築工事業、不動産ソリューション事業を展開しており、個々のお客様のニーズに応じた最適なソリューションを提供しています。設立は1997年で、現在従業員数は50名を超えております。
自社の強みを活かし、更なる成長を目指すタミヤホームに今後も注目です。