不安感の調査結果
2023-02-15 15:00:01
日本と世界の不安感に関する調査結果発表、自然災害に注目
調査結果:日本と世界の不安感の違い
最近行われたセキュリティに関する意識調査から、世界各国の人々が感じる不安の対象が明らかになりました。この調査は、2022年9月1日から11月30日までの間に実施され、全世界10カ国・10,801人のサンプルを基にしています。特に日本においては、自然災害が最も大きな懸念事項として浮かび上がってきました。
世界の不安要素
調査結果によると、世界全体で最も多くの人々が感じている不安は「犯罪」で67パーセントという高い数字を記録しました。続いて「戦争」が43パーセント、「プライバシー問題」が34パーセントです。一方で、日本ではおよそ60パーセントが自然災害を不安視しており、「犯罪」が51パーセント、「戦争」が40パーセントという数字でした。日本特有の地理的条件が反映された結果と言えるでしょう。
安全に対する認識の違い
また、日常生活の安全に対する認識にも国による大きな違いが見られました。「安全な世界に住んでいると思いますか?」という質問には、日本人の54パーセントが「安全または非常に安全」と回答する一方、アメリカ人の56パーセントが「危険または非常に危険」と感じています。この違いは、実体験に基づくのではなく、文化やメディアが影響を与えている可能性が考えられます。
幸福度の国際比較
調査では、生活を楽しんでいるかどうかの質問もなされ、欧米先進国とアジアでその結果が異なることが分かりました。カナダやスウェーデンでは約7割が「楽しんでいる」と回答しているのに対し、日本を含むアジア諸国では30パーセント以下の低い数値となりました。特に、台湾人が「全く楽しんでいない」と回答したのが10パーセントで最高値であり、日本人も7パーセントという結果でした。
犯罪の実態
日本では過去1年間に犯罪に遭遇した人は12パーセントに対し、アメリカでは50パーセント以上に上ります。実際に、メキシコの犯罪遭遇率は30パーセントで最多、日本は12パーセントと最少という結果となりました。
セキュリティへの意識
興味深いことに、ほぼすべての国で過半数以上の人々が自宅のセキュリティ強化を検討している中、日本でも45パーセントが強化を意識しています。最近の治安の変化が背景にあると考えられます。
新型コロナウイルスの影響
最後に、新型コロナウイルスの影響についても調査が行われ、多くの国々では安全や犯罪に対する認識に特に変わりはなかったという結果が出ました。この結果は、日常生活と安全に対する認識が密接に関わっていることを示すものです。
アルフレッドカメラの紹介
このような安全対策の必要性が高まる中、台湾のAlfred Systems Inc.が開発したアプリ「アルフレッドカメラ」が注目されています。古いスマホやタブレットを監視カメラとして利用できるこのアプリは、すでに7000万回以上ダウンロードされており、優れた評価を受けています。セキュリティ意識が高まる中、こういったアプリケーションの利用は今後も増えていくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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Alfred Systems Inc.
- 住所
- 台灣台北市信義區信義路五段2號13樓
- 電話番号
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