ARで未来創造
2023-12-13 13:00:02

高校生がARを活用し基山町の未来を探るプロジェクト始動!

高校生の挑戦: ARを通じて基山町の魅力を発信



佐賀県基山町で行われる「ARミライナビ基山プロジェクト」に、高校生たちが挑戦しています。このプロジェクトは、地元商店の魅力を引き出すためのAR(拡張現実)作品の制作を通じて、地域活性化を目指すものです。プロジェクトの主体は、東明館高等学校の探究ハウス1年生で、2024年の初めから3月までの期間、町の商店や周辺をリサーチし、ユーザーが体験できるARコンテンツを制作します。

この取り組みでは、商店街や駅前など、基山町の人々の生活の中心となる場所での取材を行い、店舗ごとの独自の魅力や歴史を学びます。AR技術を活用することで、来店者は店舗のQRコードをスキャンし、デジタルコンテンツにアクセスすることが可能となります。これにより、来場者は店主からのストーリーや商品情報をスマートフォンを通じて楽しむことができます。

プロジェクトの背景



基山町は子育て支援や交通の便が良い地域ですが、中心商店街では空き店舗が増え、賑わいが失われつつあります。新たな来客を引き込む方法が求められる中、高校生たちがこのプロジェクトで発見した店の魅力を伝えることで、商店への誘客を目指しています。また、ARを通じて地元店舗と来客の交流を深めることも目的としています。

高校生たちは、株式会社palanからARに関する基本的な知識や開発方法について学んだ後、株式会社JICUから課題発見の手法も学ぶ予定です。各商店との協力を通じて、実際の店舗に基づいたAR作品を作成するプロセスは、参加する生徒にとって貴重な学びの場となるでしょう。

学生と地域の未来を考える



プロジェクトの高まりとともに、2024年2月にはクラウドファンディングを実施し、さらなる支援を募ります。ARミライナビ基山プロジェクトを通じて高校生たちは、自ら考え行動する力を育て、地域との連携を深めることで新しい知識やスキルを身につけます。

また、企画に関わる関係者は、AR技術が日常生活に浸透していく未来を見据え、次世代を担う高校生たちが地域の課題解決に貢献する環境を整えることに期待を寄せています。

総じて、ARミライナビ基山プロジェクトは、ただの学びの場ではなく、地域活性化のための取組みとして注目されています。高校生たちの発想や創造性によって、基山町の未来がどのように形作られるのか、我々も楽しみにしています。

会社情報

会社名
株式会社JICU
住所
佐賀県鳥栖市
電話番号

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