小田急沿線の商業施設が実施した『Re:born』プロジェクトの成功報告
2024年9月17日から10月28日の期間中、小田急沿線の9つの商業施設で行われた「マチチカ、ヒトチカ プロジェクト第3弾『Re:born』」が無事に終了しました。本プロジェクトではお客さまから回収した不要品を地域の子どもたちへのギフトとして変換し、計537点を寄贈しました。
不要品回収の実績
各施設に設置した回収箱を利用して、なんと20,487点もの不要品が集まりました。お客さまの大切な品が、地域の未来を担う子どもたちへ新しい形で還元されるという意義深い取り組みです。回収物は、ブックオフコーポレーションや学生服リユースshopさくらや、株式会社REGATEが査定を行いました。これらの査定額を基に、地域のニーズを考慮しながら各自治体へギフトに変換されました。
チャリティイベントの開催と参加者の声
また、地域の皆様にご参加いただいたチャリティイベントも大変好評でした。638名の方々が参加し、その参加料全額がギフトに充てられました。このような取り組みを通じて、地域貢献の輪が広がっていく様子が感じられます。
新たなパートナー企業の協力
今回は新たに、株式会社小田急ビルサービス協力を得て、不要品回収のサポートや備蓄防災食の無料配布が行われました。また、株式会社カクヤスが経堂コルティと成城コルティで廃食用油の出張回収を実施し、リターナブルびん入り飲料の販売も行うなど、多方面からの協力が本プロジェクトを支えました。
今後の取り組みについて
次回の『Re:born』プロジェクトは2025年10月から11月を予定しています。小田急は今後も地域の課題解決に向け、行政や企業、地域住民と連携していくことをお約束します。
寄贈内容と反響
具体的には、各自治体への寄贈が行われました。たとえば、新宿区立角筈図書館には絵本4冊、世田谷区の児童館・図書館にはドッジボール26個や絵本98冊が寄贈されるなど、地域のニーズに応じて多様なギフトが送り届けられました。
各自治体からは、寄贈品の活用状況についても前向きなコメントが寄せられており、地域の子どもたちへの支援が具体的な成果を上げていることが確認できました。寄贈を受け取った様々な施設では、幼児の遊びの場や読み聞かせイベントなど、地域交流の促進に役立っています。
地域共生のビジョン
小田急グループは、経営ビジョンとして地域と共に成長する「地域価値創造型企業」を掲げています。このビジョンを実現するため、今後も様々な地域貢献活動を展開し、地域の皆様とともに歩んでいきます。小田急沿線の商業施設が地域の「接点」となることを目指し、より良い未来を築くための努力を続ける所存です。
【参考文献】
小田急SCディベロップメントの地域貢献活動
小田急の商業施設が地域に根差した活動を行うことで、地域社会の発展に貢献していく姿勢が多くの人に伝わることを願っています。具体的な行動を通して、地域貢献の重要性を再認識できる素晴らしいプロジェクトとなりました。