学生たちが挑む「にいがた総おどり」運営
2025年9月13日から15日まで、新潟駅南エリアでは「にいがた総おどり」が開催されます。この伝統的な祭りにおいて、今年も新潟ビジネス専門学校のイベント・広告学科の学生22名が運営を担当します。彼らは昨年に続き、責任感を持って運営に関わることになります。
実践教育の一環として
この取り組みは、学生たちが運営企業である株式会社Sightと直接コミュニケーションを取りながら行う実践的な教育の一環です。前日の準備から、当日の進行、そして撤収まで、学生たち自身が主体的に取り組むことが求められます。
この4日間にわたる経験は、その後のキャリアにおいて非常に貴重な学びとなります。現場での実際の雰囲気を体感し、運営の難しさを理解することで、彼らは将来の仕事に不可欠なスキルを身につけることができます。
多岐にわたる運営業務
学生たちは、グループに分かれて多種多様な役割を担います。以下は主な業務内容の一部です。
- - 進行:出演者への説明、マイクのやり取り、音楽のきっかけを伝える。
- - 受付:出演者人数の確認や音楽流し込みのタイミング調整。
- - 給水・控室管理:演舞後の飲み物配布や控室管理。
- - 審査員アテンド:審査員の誘導やアテンド。
- - 警備:不審者の確認や来場者のカウント。
- - 総合案内:一般来場者への対応やプログラムの配布。
これらの活動を通じて、臨機応変な判断、チームワーク、イベント全体を俯瞰する能力が培われます。学生たちは授業では得られない実践力やコミュニケーション力を磨くことができるのです。
「にいがた総おどり」とは?
「にいがた総おどり」は全国から参加者が集まる新潟の代表的な祭りです。今年で24回目となり、18都道府県および海外からも参加する約250団体が一堂に会します。ジャンルや文化の異なる様々な踊りが新潟の街で一つの舞台を作り出します。
- - 開催日:9月13日(土)~15日(月祝)
- - 主催:新潟総踊り祭実行委員会、新潟商工会議所
- - 企画・運営:Sight.inc
- - 検討HP:にいがた総おどり公式サイト
学生の声と成長
学生たちの感想も興味深いものが多いです。2年生の学生は「昨年の経験を活かすことができたことが大きな自信になった」と語ります。その一方で、1年生の学生は「初めての大規模イベントに戸惑いながらも、スタッフ同士の連携の大切さを学んだ」とのことです。また、異なる状況に柔軟に対応する重要性も実感したようです。
今後の目標
このような地域とのコラボレーションを通じて、学生たちは今後も「地域に貢献しながら学ぶ」姿勢を大切にし、未来のイベント業界で活躍するための確かな基盤を築いていくことが期待されます。
参考情報
- - 株式会社Sight:2003年設立のイベント運営企業で、ダンスフェスティバルを含む様々なプロジェクトを手掛けています。
- - 新潟ビジネス専門学校:13,000人以上の卒業生を輩出してきた専門学校で、多彩な業界に対応した実践教育を行っています。
是非、彼らが成長する姿を見守っていただき、地域の文化を支える一員として応援してください。