エフピコとフジの提携
2025-07-01 14:33:20

エフピコとフジが連携、食品トレーのリサイクル推進へ

エフピコとフジによる新たなリサイクルプログラムが始動



株式会社エフピコと株式会社フジは、持続可能な社会の実現に向けて新たに連携を強化し、食品トレーのリサイクルプログラム「ストアtoストア」を展開します。両社は、地域の環境保護と資源の有効利用に貢献するため、フジが運営する480店舗で使用済み食品トレーの回収と再生を行います。これにより、地域社会への環境負荷を軽減し、持続可能な社会への道を開くことを目指します。

ストアtoストアの取り組み



このプログラムでは、フジの各店舗で集められた使用済み食品トレーが、エフピコで資源として再生され、エコ製品、たとえば「エコトレー」として再びフジの店舗で使用されます。これによって、食品トレーが新たな製品に生まれ変わり、店舗同士がつながるという横のリサイクルシステムが実現します。両社は2026年までに年間3,500トン、2030年には年間4,000トンのCO2排出量削減を目指します。

両社の企業理念と背景



フジは「豊かなくらしづくり」を理念に、地域密着型の経営を進めてきました。これまでの取り組みとして、省エネや資源効率的な運用を推進し、環境への負荷を減らす努力を続けてきました。一方、エフピコは食品トレーの製造・販売に加え、リサイクルシステム「トレーtoトレー」の確立に成功し、持続可能な資源のひとつとしての循環利用を進めてきた企業です。

今回、エフピコとフジは両社のビジョンが一致したことから、連携をさらに深めるに至りました。どちらも地域社会の発展と環境負荷の軽減に強い思いを持っており、それが具体的な取り組みにつながっています。

目指す数値と成果



フジは2025年2月期には885トンの使用済み食品トレーを回収し、3,407トンのCO2削減に成功しました。この協働により、次の目標が設定されています:
  • - 2026年2月期:使用済み食品トレー回収量1,000トン、CO2排出量削減3,500トン
  • - 2030年2月期:使用済み食品トレー回収量1,200トン、CO2排出量削減4,000トン

エフピコとフジは、「地域のエコリーダー」として、リサイクルを通じて地域の環境を守り、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。

エフピコの概要



エフピコは1962年に設立され、国内最大手の食品容器メーカーです。素早いリサイクルと環境負荷の低い容器製品の開発に力を入れており、循環型社会の形成を目指しています。所在地は東京都新宿区に位置し、多くのスーパーマーケットやコンビニでの使用が見込まれています。

フジの概要



株式会社フジは、広島県広島市に本社を構え、地域社会の発展に寄与することを目指して店舗展開を行っています。1967年設立以来、地域密着型のビジネスで、豊かで幸せなくらしづくりに貢献する企業を目指しています。

このように、エフピコとフジの連携は、地域社会における環境保護活動の一環として注目を集めており、持続可能な未来への重要な一歩となるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社エフピコ
住所
東京都新宿区西新宿6-8-1新宿オークタワー(総合受付36階)
電話番号
03-5320-0717

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