「カカオ落雁 砂燦加」登場
2022-12-23 10:10:02

伝統と革新が融合した新しい和菓子「カカオ落雁 砂燦加」

伝統と革新が融合した新しい和菓子「カカオ落雁 砂燦加」



2023年1月、京都の老舗和菓子司「俵屋吉富」と東京のチョコレート専門店「nel CRAFT CHOCOLATE TOKYO」が共同開発した新たな和菓子「カカオ落雁 砂燦加」が登場しました。この商品は、日本の伝統である和菓子と、西洋の人気スイーツであるチョコレートを見事に融合させたものです。この新商品は、特に洋菓子に親しんでいる若い世代や海外のお客様に向けて提案されています。

共同開発の背景



日本の和菓子は、長い歴史の中で中国や西洋など外来文化の影響を受けながら発展してきました。しかし、現代の食文化では、特に若年層は洋菓子に親しむ傾向が強く、和菓子を楽しむ機会は減少しています。そこで、俵屋吉富の石原義規代表取締役副社長と、nel CRAFT CHOCOLATE TOKYOの村田友希シェフが協力し、和菓子の魅力を現代に再発見してもらうために「カカオ落雁 砂燦加」を開発しました。

名称の由来



「砂燦加」の名称は、砂糖の「砂」、カカオの「加」、そして「燦」という言葉から成り立っています。「燦」は「輝く」、「きらめく」といった意味を持ちます。この名は、伝統的な和菓子とチョコレートの融合が、京都の老舗と東京の新世代によって生まれた新たな価値を象徴しています。

特徴とデザイン



「カカオ落雁」は、通常の落雁とは異なり、カカオパウダーを加えることで、ほろっと崩れる独特の食感と豊かなカカオの風味を実現しました。使用されるカカオパウダーは、村田シェフが厳選したもので、ナチュラルなカラーとしっかりした香りを併せ持つ2種類のパウダーが使われています。これにより、味わいと香りの絶妙なバランスが生まれました。

デザインも特徴的で、2層構造に仕上げられており、見た目にも楽しむことができます。やさしい甘みが感じられ、動物性油脂を含まないため、非常に軽やかな食感になっています。

販売と価格



「カカオ落雁 砂燦加」は、2023年1月17日からジェイアール京都伊勢丹にて先行販売される予定です。その後、2月1日からは、俵屋吉富の烏丸店やオンラインショップ、また東京・日本橋のnel CRAFT CHOCOLATE TOKYO店でも購入可能になります。価格は一箱2,700円(税込)で、18個入りとなっています。

京都と東京の融合



京菓子職人の伝統技術と、イノベーティブなチョコレートの技術が融合することで、これまでにない新しいお菓子が誕生しました。俵屋吉富の石原副社長は、「今作を通じて、和菓子の持つ力と、共創の喜びを感じてもらいたい」と語っています。

この「カカオ落雁 砂燦加」は、ただのスイーツではなく、いただく瞬間に和を感じさせる特別な体験を提供してくれることでしょう。お茶の時間や食後のデザートとして、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
UDS株式会社
住所
東京都渋谷区神宮前1-19-19
電話番号

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