デジタル学園祭2025 大阪開催！新世代クリエイターの才能が光る

デジタル学園祭2025が大阪で盛況に開催！

2025年の夏、大阪の関西万博会場内EXPOメッセ「WASSE」とグランフロント大阪で、若者たちのクリエイティブな才能が結集した「デジタル学園祭2025」が行われました。イベントは7月19日から21日までの3日間にわたり、全国から参加した中高生やU-25の若手人材が、自身のアイデアや技術を発表し、交流を深める場となりました。

多彩な活動が一堂に！

デジタル学園祭は、プログラミング、映像制作、デザイン、ゲーム開発といった多岐にわたる分野で活動している若者が集まる祭典です。来場者は各出展者からのプレゼンテーションを通じて、彼らの制作物やプロジェクトに触れることができ、フィードバックを受けながら次のステップへと進む機会を持ちました。会場の熱気は2日間で18,000人以上の来場者によって盛り上がり、活発な交流が行われました。

S×PARKアワードとその成果

最終日には、出展作品の中から特に優れたものを選出する「デジタル学園祭アワード S×PARK」の審査・表彰が行われました。この賞は、デジタル社会の未来を担う才能を発掘し育成することを目的に創設され、今年度が初の開催となりました。審査対象作品については、創造性、社会性、実現性などの観点から評価が行われ、高校生や高専生が各部門でグランプリに選ばれる快挙もありました。

各部門の受賞作品

- クリエイティビティ部門

- グランプリ: 久保晃市（群馬県立高崎高等学校）の「デジタル管理できる忘れ防止装置」
- 準グランプリ: OUA-AS（大阪芸術大学）の「Because of my stuttering」

- フューチャー・インパクト部門

- グランプリ: ちーむめだか（鹿児島情報高等学校）の「飲食店の来客予想AI」
- 準グランプリ: NeurestX（大分工業高等専門学校）の「FAIP（Future Artificial Intelligence Pillow）」

- オーディエンス賞

来場者の投票によって選ばれた受賞作品は、NeurestXの「FAIP」に決定しました。

情報教育コンテストや企業展示も

また、同イベントでは全国情報教育コンテストのファイナリスト作品展示や、未踏修了生による斬新なアイデア展示、先端技術を駆使した企業によるブース展示も行われ、多彩なプログラムが来場者を楽しませました。特に、関西テック・クリエイター・チャレンジの展示では、AI・IoT・Web3といった技術を用いた革新的なプロジェクトも紹介されました。

未来のデジタル人材発掘の場に

デジタル学園祭は若者たちの創造力を発揮する重要なプラットフォームであり、教育、産業、地域、世代が交差する新たな共創の場として機能しています。未来を担うデジタル人材がここから生まれることに期待が寄せられることでしょう。今後もこのようなイベントを通じて、多くの若者が新たな挑戦を続けていくことを願っています。