新たなアプローチで生まれた「甲州オレンジ2024」
和歌山県湯浅町に位置する和歌山湯浅ワイナリーが、山梨県産の甲州ぶどうを使用した新たなオレンジワイン「甲州オレンジ2024」を2025年3月21日(金)に発売することが発表されました。ワインの新たな魅力を感じるべく、今回はその詳細をお伝えします。
オレンジワインとは?
オレンジワインとは、白ワインにおける革新的なスタイルであり、白ブドウの果皮を果実とともに発酵させることで、独特の風味を醸し出しています。この手法により、果皮に含まれる成分がワインに溶け込み、複雑かつ深みのあるオレンジ色のワインが完成します。一般的には、タンニン(渋み)がしっかりと感じられますが、今回発売される「甲州オレンジ2024」は、より飲みやすく柔らかな口当たりが特徴です。
甲州ぶどうの魅力
甲州ぶどうは、日本独自の品種であり、その特徴は爽やかな酸味とミネラル感です。この甲州ぶどうを、醸造過程で約2週間果皮に浸すことで、皮や種からの複雑な風味が引き出されています。この結果、独自の味わいが形成され、他のワインとは一線を画すことに成功しました。
飲み方の提案
「甲州オレンジ2024」は和食、特に出汁を使った料理や焼き魚、天ぷらなどにぴったりです。また、エスニック料理や軽い洋食、中華料理との相性も良好で、その多様性が楽しめる一杯です。日常の食卓ではもちろん、特別な日のディナーでもその存在感を発揮します。
商品情報
- - 商品名:甲州オレンジ2024
- - 価格:720mlで2,420円(税込)
- - 酒類:果実酒
- - アルコール分:12.0度
- - 味わい:やや辛口
醸造部長・西馬功氏の思い
西馬醸造部長は、「日本のワインの原点を大切にしつつ、新たな表現を追求することに挑戦しました」と語ります。甲州ぶどうが持つ繊細な果実味と温和な酸味を最大限に引き出し、時間をかけた醸しがもたらす深みと奥行きで、和食ともバランスよく寄り添うワインに仕上げています。彼は「しなやかで芯のある一杯を、是非楽しんでほしい」と力強くメッセージを送りました。
ECサイトでの購入方法
発売日である2025年3月21日(金)の正午から、和歌山湯浅ワイナリーのECサイトで購入が可能です。新たなワインの体験を求める方は、ぜひチェックしてみてください。
おわりに
「甲州オレンジ2024」は、和歌山県湯浅町の地の利を生かし、新たな素材と伝統を融合させた逸品。多彩な飲み方を楽しみながら、ぜひその特色を感じてみてください。新たなワインの世界が広がるこの一杯を、みなさんも体験してみてはいかがでしょうか。