福岡ECO動物海洋専門学校が主催したアニマルキッズスクール
福岡ECO動物海洋専門学校が2025年12月21日(日)に地域の小学生を対象とした体験イベント「アニマルキッズスクール」を開催しました。小学生たちは動物とふれあい、様々な体験を通じて、生き物の特徴や人の役割について考える貴重な機会となりました。このイベントは専門学生が企画・運営を行い、彼らにとっても地域貢献の場となりました。
当日の様子
イベント当日は、動物や海洋、生物分野を学ぶ学生が考案したブースやショーが盛況に行われました。特に犬の嗅覚を活かした参加型ミッションや水中での魚のパフォーマンス、トリマー体験、クラフト作り、さらにはドローン操作体験など、多彩な体験が用意されていました。これらの活動を通じて、子どもたちは「見る・触れる・考える」といった学びのトライアングルを体験しました。中でも、犬の嗅覚を題材とした活動では、子どもたちが「なぜ見えないのに人を探せるのか」といった質問を投げかけ、自然に学びとつながる瞬間が見られました。企画を担当した学生たちは、子ども一人ひとりの反応を見つつ、臨機応変に声をかけ合い、会話が生まれる様子が印象的でした。
参加者の声
イベントに参加した子どもたちからは「新しいことがたくさん知れて楽しかった」「ヘビに触ったのは初めてでドキドキした」といった声が寄せられました。また、保護者からも「普段触れ合えない動物たちに出会えて良い体験になった」「学生たちが落ち着いていて、プロのように感じた」という感想があり、イベントの満足度は高かったことが伺えます。子どもたちは「楽しかった」と感じるだけではなく、生きものや人との関わりについて自分なりに考えを深めている様子が見受けられました。
専門学生の声
イベントを通じて活動した専門学校生からは「子どもたちの楽しそうな姿を見て、準備して良かったと感じた」「動物や自然の知識をもっと広めたい」という意見がありました。この経験を通じて、彼ら自身が「人に伝える仕事をしたい」という気持ちを強く抱くようになったようです。子どもたちにコンセプトを伝えるという経験は、専門職としての道を考える重要な機会となりました。
イベントを終えて
イベントが終了した後、運営に参加した学生たちで振り返りの時間を設け、より良いイベントにするための意見交換が行われました。「子どもたちにもっとわかりやすく伝えるためにはどうすれば良いか」といった具体的な改善点が挙げられ、学生一人ひとりが成長するプロセスが見られました。初回の開催ということで、学生と教職員が協力して運営に臨みましたが、今後はより多くの学生が主体的に参加できる形で計画を進め、社会に出るための経験を深めることを目指しています。
今後の展望
福岡ECO動物海洋専門学校では、今回のイベントを出発点とし、今後も地域の小学生と継続的に関われる取り組みを進める予定です。具体的には、イベントの企画段階から学生が積極的に参画する形で実施し、子ども向けの体験プログラムを定期的に開催することで、地域との連携を深めながら学びの輪を広げていくことを目指しています。これにより、地域に開かれ、学びが循環する専門学校としての存在意義を強化していく予定です。
学校概要
福岡ECO動物海洋専門学校では、動物たちの命と向き合いながら、自然との共生を学ぶ教育を提供しています。動物園や水族館、トレーナー、動物看護師など多彩な分野において、専門知識や技術をしっかりと学び、将来に役立てる力を養っています。
所在地: 〒812-0033 福岡市博多区大博町4-16
公式HP:
こちら
お問い合わせ
福岡ECO動物海洋専門学校
広報担当:宮﨑 美鈴
TEL:090‐5728‐5210
MAIL:
[email protected]