ニッカホームの新たな試み「住の教室」
住宅リフォーム業務に強みを持つニッカホーム株式会社は、2024年度から子どもたちに「建築・住宅・環境」についての理解を深めさせるキャリア教育支援プログラム「住の教室」を開始しました。これは特に、未来の可能性を広げる教育機会を提供することを目指しています。
全国出張授業を展開
「住の教室」では、全国の小学校や中学校、学童クラブを対象に、出張授業を通じてオリジナルな学びの機会を模索しています。子どもたちの未来への夢を形にするために設計されたこのプログラムは、多くの教育現場から注目を集めています。
7月の出張授業活動レポート(神奈川県横浜市)
2025年7月9日、神奈川県横浜市で行われた授業では、家庭科の時間を活用し、1コマ45分の授業を3回に分けて実施しました。内容は、まず座学形式で建築や住宅についての基礎知識を学び、その後のワークショップでは、受講者が自ら設計図を描く体験をしました。
特にワークショップでは、ニッカホームの現役スタッフが講師を務め、子どもたちが描く“夢の間取り”をサポートしました。この活動により、子どもたちは家庭に戻る際には、自信とともに自分のアイデアを形にする楽しさを持ち帰ることができました。
幅広い年齢層に対応したプログラム
ニッカホームは、低学年から高校生にかけて、様々な年代の子どもたちに出張授業を展開しています。このプログラムの特徴は、各学校や学年のニーズに応じて内容や形式が柔軟に組まれている点です。これにより、各自の理解を深め、興味を引き出す工夫がなされています。
実施実績
実績としては、2024年5月には東京都中野区の小学5年生に向けた授業、2024年12月には神奈川県鎌倉市の小学6年生、生徒対象の授業がありました。また、2025年1月には埼玉県春日部市の中学1年生にも授業を展開しています。これらの取り組みは、地域の特性やニーズに基づき、今後も継続して行われる予定です。
「夢授業」でのキャリア教育
さらに、ニッカホームの「夢授業」は、小学6年生を対象としたもので、働くことや将来の進路について考えるきっかけを提供します。この授業は、子どもたちに自己の可能性を見つけてもらうための大切な機会です。
CSR活動との関連
現在、専門の教員不足により、建築や住環境について学ぶ機会が限られています。ニッカホームは、教育現場の支援と子どもたちの未来选择肢を広げるために、出張授業及びボランティア活動を通じた社会貢献に力を入れています。講話やセミナー形式の授業、設計ワークショップなど、多様な形式で展開されるこのプログラムは、様々な教育の場において非常に意義深いものです。
また、各ショールームでの中学生の職場体験学習も推進しており、地域教育に貢献する姿勢を示しています。教育関係者からの問い合わせも受け付けており、地域ごとにカスタマイズされたプログラムの提供が可能です。具体的な授業内容については、提携する「出前授業どっとこむ」にて詳細が紹介されているため、興味のある方は是非確認してみてください。
お問い合わせ
「住の教室」についての詳細やお問い合わせは、ニッカホームの公式サイトまたは出前授業のページを参照してください。子どもたちが描く夢を実現するための第一歩を、一緒に踏み出しましょう。