TP-Link、Interop Tokyo 2025での快挙
6月11日から13日に渡って行われた「Interop Tokyo 2025」で、TP-LinkがトライバンドWi-Fi 7ルーター「Archer BE550 Pro」で準グランプリを獲得しました。このイベントは国内最大級のインターネットテクノロジー展で、TP-Linkは日本支社のティーピーリンクジャパンとして出展。
Archer BE550 Proの特長
「Archer BE550 Pro」は、最大9.7Gbpsの超高速スピードを実現するトライバンドWi-Fi 7ルーターです。価格は3万円前半でありながら、高性能なSoCを採用している点が評価され、320MHz及びエアタイムフェアネスに対応しています。また、2.5GbEおよび10GbEポートを備え、合計で4ポートのLAN接続も容易に行えます。このように、コンパクトでありながらも高性能を実現したことが、準グランプリに繋がりました。
製品ラインナップの多様性
TP-Linkのブースでは、他にも多彩な製品が紹介されました。特に注目されたのは、AX3000屋内外対応のメッシュWi-Fi 6システム「Deco X50-Outdoor」や、Omadaシリーズの「SX3832MPP」と「EAP720-WEシリーズ」です。これらの製品は、各部門のファイナリストとしても取り上げられ、多くの来場者の関心を引きました。
SDNソリューションOmadaの魅力
TP-LinkのSDNソリューション「Omada」は特徴的で、ライセンス費用が不要という利点があります。医療機関やホテルでの需要が高まっているこのソリューションには、最新のWi-Fi 7アクセスポイントや充実したスイッチがラインナップされています。特に屋外対応やコンセント埋め込み型の製品も展開、さまざまなニーズに応えることを目指しています。
VIGIシリーズの革新
また、VIGIカメラシリーズでは、新たにパノラマモデルや光学ズームモデルが追加され、多機能で一元管理が可能なVMSも紹介されました。これにより、監視やセキュリティの分野においてもTP-Linkの存在感が増しています。
セミナーとShowNet参加
会場ではOmadaやVIGIなどをテーマにしたセミナーも開催され、参加者が多かったことが印象的です。さらに、TP-Linkは会場内のネットワーク構築を担当する「ShowNet」プロジェクトにも参加し、来場者のためのフリーWi-Fi環境を整える役割を果たしました。
市場への影響と展望
Interop Tokyo 2025では来場者数が昨年を上回り、過去最大の展示スペースを確保しました。TP-Linkでは、製品機能とコストのバランスに悩む方々のために、高性能かつコストパフォーマンスに優れた製品やソリューションを提供し続ける予定です。
皆さまのビジネスの成長や課題解決につながる製品を、引き続きご注目いただければと思います。
TP-Linkのグローバルな存在感
TP-Linkは、170か国以上で展開し、12億人以上のエンドユーザーが利用しています。そのため、品質管理や研究開発にも力を入れ、世界最高のネットワーク製品を提供しています。今後もこの勢いを維持し、さらなるイノベーションに努めていくことでしょう。