埼玉県に設置される日本初のEV充電ステーションが登場

埼玉県に日本初のEV充電ステーションがオープン

2024年8月5日、埼玉県本庄市に、日本初のCHAdeMO規格とテスラ規格（NACS）両対応モデル「FLASH」が設置されたEV充電ステーションが開業します。このステーションは、すべてのEVユーザーに向けて設計されており、2つの異なる充電規格に対応しています。ここでは、同一場所に3台の充電器が設置され、非会員でも手軽に利用できるのが大きな特徴です。

新たなイノベーション

今までにない試みとして、埼玉県本庄市に設置されたこの充電ステーションは、CHAdeMO及びテスラ規格の両方に対応しているため、ほぼすべてのEV車両が利用可能です。特に、日本国内で主流なCHAdeMO規格の他、テスラのNACS規格にも対応していることで、ユーザーは便利に充電ができます。

充電器「FLASH」は、180kWの高速充電が可能で、更にその充電速度は実際のEVの仕様により変動しますが、大半のユーザーにとって満足できる充電体験を提供します。何より、充電器の仕様に応じて各規格に合わせたケーブルを備えているため、アダプターを使う必要がありません。

利便性を追求

このEV充電ステーションは、利用者が快適に利用できるよう設計されています。充電は、クレジットカードやQRコード決済で可能で、会員登録は不要です。充電料金は従量課金制で、充電量に応じたシンプルで明瞭な金額システムが採用されています。具体的な充電料金は、1kWhあたり66円です。さらに、駐車料金は無料で、24時間営業しているため、いつでも気軽に訪れて充電できます。

充電ステーションの詳細

設置場所は竹並建設株式会社となっており、具体的な住所は埼玉県本庄市西富田303-1です。このステーションは、直観的に利用できるGoogleマップリンクも提供されています。

ここでは、最大250Aの電流が流れるため、素早い充電が実現されており、2本の充電プラグが備え付けられた形での同時充電を避ける工夫もなされています。これにより、高速充電が可能になっています。

これまでのEV充電インフラに挑戦し、さらなる普及を目指すこの試みは、埼玉県のEVユーザーのみならず、多くの人にとって嬉しいニュースです。今後こうした直感的かつ便利な充電施設が全国に広がっていくことを期待しています。