株式会社ユニックの新シリーズを紹介
株式会社ユニックが、2025年5月28日から新たに販売開始するクローラー駆動移動・作業ロボット「ユニ・Eシリーズ」を発表しました。この新シリーズは、従来のユニボModel-Eを基にしたもので、様々なアタッチメントが搭載可能であり、ユーザーのニーズに応えるよう設計されています。
ユニ・Eシリーズの特徴
ユニ・Eシリーズは、草刈ユニットや排土板ユニットなどのアタッチメントを加えることで、オール電動ラジコン草刈機やミニブルドーザーとしての利用が可能です。この柔軟性により、ユーザーは多様な作業に対応することができ、業務の効率が大幅に向上します。また、ユニ・Eシリーズは、これまでカスタマイズ対応であったユニボやユニモワーズでの要望を反映し、標準的なアタッチメントとしてキット化することでコストを抑えることに成功しました。
高性能なベース機
この新型機械は、従来のクローラーベルトを受け継ぎつつ、独自の高接地圧、低フリクションベルトを採用しています。これにより高次元の走行性能を発揮しており、特に不整地や傾斜地でも優れたパフォーマンスを発揮します。さらに、搭載されているモーターは従来機同出力で、48V・1.2kwhのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを使用しています。積載可能重量は200kgで、しっかりとした運搬能力を持っています。
多彩なアタッチメント
草刈アタッチメント
ユニモワーズModel-Eに装着可能な草刈機能は、電動でツインロータリー回転刃を使用しており、特許技術に基づく草を挟み引き込んで粉砕する方式を採用しています。この設計により、低騒音でありながらも、パワフルな草刈りが可能です。
排土板アタッチメント
また、ユニ・Eシリーズにはステンレス製の電動昇降機能を搭載した排土板も選択可能です。この排土板は地上高約40センチと低く設計されており、狭い場所での作業も容易です。機体の推力は約100kgで、糞尿や土砂の排出、除雪作業など多目的に使用することができます。
九州農業WEEKでの展示
ユニ・Eシリーズは、2025年5月28日より3日間、熊本のグランメッセ熊本にて開催される九州農業WEEKに出展される予定です。そこで実際にこの新しいロボットを体験することができるので、興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
まとめ
ユニックの「ユニ・Eシリーズ」は、多機能と高性能を兼ね備え、様々な作業現場で活躍することが期待されます。効率的な作業を可能にするこの新たなロボットの展開に、多くの関心が寄せられることでしょう。
ユニ・Eシリーズ草刈機紹介動画
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