次世代ダイボンダ『XERDIA』が初公開される SEMICON China 2026
株式会社FUJIのグループ企業で、半導体製造装置の開発を行うファスフォードテクノロジ株式会社は、2026年3月25日から27日まで上海で開催されるSEMICON China 2026において、新型ダイボンダ『XERDIA』を世界で初めて披露すると発表しました。これは、次世代の半導体製造におけるニーズに応えるために開発された製品であり、注目を集めています。
ダイボンダとは?
ダイボンダは、半導体チップを基板に接着する装置で、電子回路の集積化が進む現在、重要な役割を果たしています。特に半導体の高機能化や大容量化が進む中、複数のダイを高密度で実装する技術が必要とされており、高精度なボンディングが不可欠です。加えて、AIやデータ処理の需要が高まる中、半導体製造工程では高精度だけでなく、生産性の向上も求められています。
『XERDIA』の革新
ファスフォードテクノロジは、これらの市場ニーズに応えるために『XERDIA』を開発しました。この装置は、従来モデルのDB830およびDB850シリーズの設計思想を踏襲しつつ、全ての制御プラットフォームを刷新。ボンド精度を5μmから3μmに向上させ、生産性もUPH 4,000から5,500へと向上させています。また、ユーザーにとって使いやすい操作性も意識されています。
4つの開発コンセプト
ファスフォードテクノロジは『XERDIA』の開発にあたり、以下の4つのコンセプトを掲げました:
1.
安定稼働:“止まらない”高剛性筐体による振動低減を実現。
2.
生産準備工数の低減:“手間がかからない”新制御プラットフォームで段取り効率を最大34%改善。
3.
コストパフォーマンス:“コスパがいい”既存の設備資産を有効活用し投資を最小化。
4.
環境負荷低減:“環境にやさしい”スタンバイ時消費電力を13%削減。
FUJIグループとしての進化
『XERDIA』は、2018年にファスフォードテクノロジがFUJIグループに参入して以来、初めてゼロから開発された製品です。グループ内の技術シナジーを生かし、他社のリニアモータの採用やデザインもFUJIデザインチームとの協働による成果です。
SEMICON China 2026での展示
展示期間中、ファスフォードテクノロジはその中国代理店であるJIPAL Corporationのブースで『XERDIA』の実機を参考展示します。このフィードバックをもとに、今後の製品開発に活かす予定です。また、FUJIは電子部品実装ロボット『NXTR』などを展示し、自動化ソリューションを紹介します。
公式リリースと今後の展開
『XERDIA』の正式なリリースは2026年6月を予定しており、ファスフォードテクノロジは最新のパッケージ分野への対応力向上に注力し、新たなマーケットの価値創出を目指します。今後も、FUJIグループが持つ技術を活かし、半導体製造における革新を推進していく構えです。
会社概要
ファスフォードテクノロジについて、会社名、設立年、所在地、事業情報は以下の通りです。
- - 会社名:ファスフォードテクノロジ株式会社
- - 代表者:粟生 浩之
- - 所在地:山梨県南アルプス市下今諏訪610-5
- - 設立:2015年3月
- - 事業内容:半導体製造装置の設計・製造・販売
- - 資本金:450.5百万円
FUJIについては、以下の情報を参照してください。
- - 会社名:株式会社FUJI
- - 代表者:五十棲 丈二
- - 所在地:愛知県知立市山町茶碓山19
- - 設立:1959年4月
- - 事業内容:電子部品実装ロボットの開発・製造・販売
- - 資本金:5,878百万円
お問い合わせ
詳細な情報やお問い合わせはファスフォードテクノロジのウェブサイトから可能です。