静岡県大会報告
2025-10-01 17:52:03

高校生が挑むスポGOMI甲子園静岡県大会が盛況に開催

2025年スポGOMI甲子園静岡県大会、優勝チームは「恋スぺ」!



2025年9月20日、静岡市常磐公園で開催された『スポGOMI甲子園2025 静岡県大会』では、全45チーム、総勢135名の高校生たちが、制限時間内に地域のごみを拾い合う競技を展開しました。このイベントは一般財団法人日本財団スポGOMI連盟により主催され、環境問題への意識を高めることを目的としています。

この大会では、参加者が拾ったごみの質と量に基づいてポイントが与えられ、それにより順位が決定されます。青少年がただ単にごみを拾うだけでなく、地域の環境問題と向き合い、解決の一助を担う意義を見出せる場となっています。

優勝の「恋スぺ」チームとその成果


優勝に輝いたのは駿河総合高校の「恋スぺ」のチームで、最終的に総量7.57kgのごみを集め、1,286.5ポイントを獲得しました。この勝利は、特にペットボトルの回収数が最も多かったことが大きく影響しています。準優勝チームとは僅か1.5ポイントの差での勝利であり、接戦が繰り広げられました。

参加したすべての高校生が、環境問題に対する理解を深め、未来に向けた積極的な行動を促すことができた瞬間でもありました。「恋スぺ」のメンバーたちは優勝の喜びを表現しつつも、来る全国大会への意気込みを語りました。彼らは「静岡県代表として全力を尽くします!」と決意を新たにしています。

集まったごみの総量とその内容


静岡県大会の開催地である常磐公園周辺は、静岡駅にも近い繁華街であり、普段から多数のボランティア活動によってきれいに保たれていますが、それでも合計で110.19kgものごみが回収されました。特筆すべきは燃えないごみが49.72kg、ビンや缶が26.49kgを占めている点です。「使い捨て傘」や「飲み終わったお酒の缶」といったアイテムが目立ち、昨年とあまり変わらない結果が出ました。この地域におけるごみの状況に対する学校側の生徒たちの声もあり、「リサイクルやごみの正しい捨て方について理解が深まった」といった感想が寄せられています。

今後の展望と意義


スポGOMI甲子園は単なるスポーツイベントにとどまらず、環境問題への啓発活動としても位置付けられています。競技者たちはごみ拾いを通じて、地域や環境への関心を高めると同時に、リサイクルや持ち帰りの重要性を再認識しています。今回の大会でもそういった知見を持ち帰った生徒たちが多く、新たな行動を起こすきっかけとなることが期待されます。

駿河総合高校の「恋スぺ」が全国大会でも好成績を収めることが期待され、静岡県の代表としてその活躍に注目が寄せられます。引き続きこのような活動が盛況に行われることを願います。

【団体概要】


日本財団スポGOMI連盟


日本財団スポGOMI連盟は、スポーツとしてのごみ拾いを通じて、健康な体づくりやリサイクル習慣の啓発を目指しています。さまざまな社会課題に取り組むこの団体は、環境保護とスポーツの融合を図っています。
公式サイト

静岡UP


海洋ごみ問題の啓発活動や清掃活動を通じて、地域社会への貢献を目指す団体です。
公式サイト

日本財団


日本財団は、幅広い人道的活動を推進する日本最大規模の財団です。海洋問題や社会的支援を目的に、多くの事業を展開しています。
公式サイト


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会社情報

会社名
一般財団法人日本財団スポGOMI連盟
住所
東京都港区赤坂1-1-12明産溜池ビル2F
電話番号
03-6441-3941

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