いわきサンシャインマラソン2025 完走サポートプロジェクト発足
2025年2月23日(日)に開催される「いわきサンシャインマラソン」において、一般社団法人ふくしま海と緑のプロジェクトが『完走サポートプロジェクト』を立ち上げました。この取り組みは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施されます。
プロジェクトの背景
いわき市は、日本全国からランナーが集まる市民マラソン「いわきサンシャインマラソン」を誇る地域です。2022年から始まったふくしま海ごみ削減プロジェクトは、きれいな街と美しいコースを維持することを目指して、クリーンアップRUNなどの清掃活動を行ってきました。今年で3年目を迎え、さらなる環境保全のための活動が新たに加わります。
特に、昨年の大会ではエントリー数が定員を下回る事態となり、今後の継続的な参加を促すために「完走」にフォーカスをあてたこのプロジェクトが企画されました。完走率を高めることで、いわきサンシャインマラソンを持続可能なイベントとして育てていく狙いがあります。
完走サポートランナーの活動
「完走サポートプロジェクト」では、味の素株式会社との連携により、約30名のサポートランナーが参加します。これらのランナーは、フルマラソン完走のカギとなる後半20キロ地点から支援を行います。
サポートランナーは以下の二つの役割を持っています。
1.
完走サポート: ランナーに「アミノバイタル🄬アミノショット🄬」を配布しながら、伴走し応援します。特に疲労を感じる頃に声をかけて必要なエネルギー補給を促し、完走に導く役割を果たします。
2.
ごみの回収・啓発: コース上を走る際に廃棄物を拾い集め、周囲への啓発を行います。いわきでは日常的に清掃活動が行われており、ランナーや応援者によるポイ捨て抑止を呼びかけます。この取り組みが海洋ごみの流出を防ぎ、環境保全につながることを目指します。
アンバサダーの協力
本プロジェクトのアンバサダーには、プロギング専門家の上田怜さんと、サンシャインマラソンのゲストランナーである柏原竜二さんが名を連ねています。上田さんはフルマラソンを走りながらごみ拾いを行い、柏原さんは特定のポイントでアミノショットの配布を手伝います。
大会の詳細
「いわきサンシャインマラソン2025」は、いわき市の魅力を再確認する絶好の機会です。参加申し込みは既に終了していますが、ランナーたちの努力と地域全体の取り組みがどのように結実するか、今から楽しみです。
プロジェクト概要
- - 日時: 2025年2月23日(日)9時~15時
- - 実施区間: いわきサンシャインマラソン2025フルマラソンコース
- - 備考: 大会へのエントリーは終了していますが、渋滞対策や交通規制については公式サイトをご確認ください。
このプロジェクトが、いわき市の魅力を発信し、持続可能な社会へ向けた一歩となることを願っています。環境問題が日々の生活に直結している今、どうか多くの人がこの取り組みに注目し、参加することを期待しています。