Spectee、サプライチェーン・リスクを可視化する新サービス
株式会社Spectee(スペクティ)は、東京都千代田区に本社を置く防災テックスタートアップで、製造業向けのサプライチェーン・リスクをリアルタイムに可視化する新しいソリューション、『スマートリスク管理』の提供を開始したと発表しました。このサービスは、企業が有事に迅速にリスク情報を収集し、サプライヤーのつながりを可視化し、自社製品への影響を即時に把握できるクラウド型のものです。大企業はもちろん、中小企業でも利用できるよう、コストを大幅に抑え、操作をシンプルにデザインされています。
提供背景
近年、自然災害が頻発し、その影響でサプライチェーンが脆弱になっています。また、地政学的なリスクの増大やグローバルサプライチェーンの複雑化が問題視されています。これを受けて、製造業におけるサプライチェーンの強靭化が急務となっています。Specteeが実施した調査からも、製造業での4割以上の企業が、非常時のリスク事象を把握するのに時間がかかるという問題を指摘しています。
さらに、サプライヤーの全体像を把握することが34.5%の企業にとって重要であるとの結果が出ており、実際にサプライチェーン強靭化に向けた取り組みが追いついていないことが浮き彫りになっています。
このような背景から、Specteeは最新技術を駆使し、2023年11月からSNSや気象データ、地政学リスク情報などを用いて、サプライチェーンに影響を及ぼす危機情報をリアルタイムで収集します。これにより、納期への影響やリスクを統合的に管理できる「Spectee SCR」に加え、導入時に手軽に始められる『スマートリスク管理』を提供します。この2つのソリューションにより、製造業がサプライチェーン強靭化を図ることが期待されています。
課題の解決
『スマートリスク管理』は、サプライチェーン・リスクマネジメントにおけるさまざまな課題を解決します。例えば、リスク情報のリアルタイム収集や、サプライヤーの可視化、危機情報への迅速対応などです。今後のビジネス環境を考慮し、これらの機能は特に重要です。
最大半額キャンペーン
このサービスのリリースを記念し、Specteeは「最大半額キャンペーン」を実施しています。約2万円の月額料金が特別価格で利用可能で、契約前に1か月の無料トライアルも用意されています。この機会に新しいリスク管理の手法を体験することができます。
公式ページではキャンペーンの詳細情報が提供されているので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。
スマートリスク管理公式ページ
代表取締役 村上建治郎のコメント
「私たちSpecteeは、AIを活用して危機情報を可視化し、予測することを目指しています。この独自技術を用いて、サプライチェーンのリスクを可視化し、クライアントのマネジメントを強化するために、サービスを提供していきます。最近の自然災害による被害額は大きく、迅速な対応が企業の事業継続に直結します。今後も皆様のニーズに応えられるよう努めてまいります。」
会社概要
株式会社Specteeは、SNSや気象データ、カーナビの情報から災害やリスク情報を解析し、被害状況を可視化しています。2011年に設立し、2024年までに契約数が1000を超えるなど、着実にその実績を積み重ねています。
今後の市場展開にも期待が寄せられており、製造業向けのサプライチェーン・リスク管理サービス『Spectee SCR』など、新たな技術を駆使したサービスの提供が進められています。