Nature Remoが成功!
2016-06-03 10:00:19
IoTプロダクト「Nature Remo」がKickstarterで資金調達に成功!エアコンをスマート化する革新技術の詳細
エアコンをスマート化する「Nature Remo」
米国ボストンに本拠を置くNature Incが開発したIoTプロダクト「Nature Remo」は、エアコンをはじめとする家電のリモコン操作をスマートフォンアプリを通じて可能にする革新技術です。最近、同社は米国のクラウドファンディングサービスKickstarterにおいて、先行予約で5万ドルをわずか10日間で調達し、目標の100%を達成しました。この成功は、Nature Remoの需要の高まりを如実に示しています。
成功の背景
Kickstarterのプロジェクトには、残り19日間で追加目標として10万ドルの調達が設定されています。もし達成されれば、デバイスの中心にある丸い発光ダイオードはRGB全色カラー対応に変更される予定です。さらに、15万ドルの調達が達成されれば、家庭内での他のIoTデバイスやアプリとの連携を可能にするローカルAPIの開発も行うとのことです。
このように、Nature Remoはさらなる機能拡張を目指して資金調達を続けています。クラウドファンディングの中で支持を受けながら、急速に成長している姿は注目に値します。
Nature Remoの特徴
Nature Remoは、ユーザーがスマートフォンを使って、どこにいてもエアコンなどの家電を操作できるように設計されています。このデバイスは、室内の人を検知する機能や、過去の操作履歴を学習することによって、電気代を節約します。エアコンを中心とした赤外線対応リモコンの家電商品と連携するため、導入も容易です。
製品は2016年8月に正式発売される予定で、コストパフォーマンスも魅力的です。Kickstarterでの通常予約価格は69ドル、早期予約価格は49ドルとされ、今後の販売価格は119ドルを予定しています。また、2016年内には消費電力を計測できる「パワープラグ」の発売も計画中です。
会社の背景
Nature Incは、ハーバード大学のインキュベーションプログラムに参加している米国のベンチャー企業です。CEOの塩出晴海氏は三井物産出身、CTOの大塚雅和氏はパナソニック出身という経歴を持つメンバーで構成されています。彼らの目指すのは、技術革新を通じた生活の質の向上と、エネルギー効率の最適化です。
まとめ
Nature Remoは、IoT技術を活用して家庭のエネルギー新時代を切り開く潜在能力を秘めた製品です。スマートなエアコン操作を可能にし、環境にも配慮したデバイスとして、今後の展開が非常に楽しみです。皆さんもKickstarterをチェックし、新しい技術の進化に注目してみてはいかがでしょうか。
会社情報
- 会社名
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Nature株式会社
- 住所
- 神奈川県横浜市神奈川区栄町1-1KDX横浜ビル 11F
- 電話番号
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