ブルーフラッグ鎌倉
2019-11-11 08:40:04

海を守る活動の拠点、ブルーフラッグ ジャパンサミット2019が鎌倉で開催

海を守る活動の拠点、ブルーフラッグ ジャパンサミット2019が鎌倉で開催



2019年12月1日、鎌倉市で「ブルーフラッグ ジャパンサミット2019」が開催されます。このイベントは、海を守りながら未来の持続可能な発展を目指す重要な集まりであり、国内4か所のブルーフラッグ認証海岸の関係者が参加します。

ブルーフラッグは、1985年にフランスで始まった国際的な環境認証制度で、現在は世界45カ国で4560ヶ所のビーチやマリーナが認証を受けています。日本ではただ4つの海水浴場がこの認証を持っており、由比ガ浜海水浴場や須磨海水浴場などがその代表です。

このシンポジウムが開催される背景には、日本各地の海岸が抱える問題と向き合うため、ブルーフラッグ認証の意義を再確認し、地域の取り組みを広めたいという考えがあります。特に、環境に関する課題は地域ごとにアプローチが異なり、各地での実践例を共有することが今後の活動に繋がります。

イベントの詳細


  • - 日時: 2019年12月1日(日)13:00~17:00(開場12:30)
  • - 会場: 江ノ島湘南港ヨットハウス
  • - 主催: NPO法人湘南ビジョン研究所、文教大学湘南総合研究所、NPO法人FEE Japan
  • - 後援: 鎌倉市、高浜町、神戸市、山武市等
  • - 参加費: シンポジウム1,000円、交流会1,000円(希望者のみ)

シンポジウムでは、基調講演や先進事例の発表、パネルディスカッションが行われます。その中で、環境省や海洋研究開発機構の専門家が参加し、ブルーフラッグを使用した地域振興や環境保全の成果、そして直面している課題について議論を交わします。特に、「ブルーフラッグ活動を広げるためには私たちができること」をテーマにしたパネルディスカッションでは、参加者の意見を取り入れながら具体的な施策を考える場となるでしょう。

ブルーフラッグの意義


ブルーフラッグ認証は、水質管理、環境教育の提供、安全性の確保など、33項目からなる厳しい基準を満たしたビーチやマリーナに与えられます。認証を取得することで、地域の環境を保護し、持続可能な観光地としての価値を高めることができます。また、海洋環境教育を受けた市民が地域と共に環境保全活動に積極的に参加することが期待されています。

NPO法人湘南ビジョン研究所について


湘南ビジョン研究所は、地域の持続可能な発展を目指す市民団体であり、「海を守り、未来をつくる。」というスローガンを掲げています。海の環境教育を行う市民大学「湘南VISION大学」を運営し、地域住民が直接参加できる様々な活動を展開しています。国連のSustainable Development Goals(SDGs)の達成に向け、その理念に共感しています。特に「14. 海の豊かさを守ろう」に貢献することを目指しているのです。

この要素を背景に、ブルーフラッグ ジャパンサミット2019は、地域の未来を語る重要な機会となります。

会社情報

会社名
NPO法人湘南ビジョン研究所
住所
藤沢市鵠沼桜が岡3-9-27
電話番号
090-9017-2459

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