Fair Market誕生
2022-01-06 11:10:02
新たな不動産売買の形、PtoPプラットフォーム「Fair Market」誕生
新たな不動産売買の形、PtoPプラットフォーム「Fair Market」誕生
中古不動産市場に革新をもたらすPtoP(個人と個人)取引のプラットフォーム「Fair Market」がついに登場しました。この新しいサービスは、売却を希望している方が自分の物件情報を直接、買いたい人に配信し、取引を行うことができます。これにより、従来の仲介業者を介さずに、不動産の売買が可能となります。
中古不動産市場の課題を解決
株式会社ワッフルは、これまでに2,000件以上の不動産売買を手掛けてきた実績がありますが、その経験を通じて日本の不動産市場が抱える数々の問題に直面しました。特に、囲い込みや高取り、塩漬けといった問題は、消費者の不信感を生み出し、不透明な取引が市場に蔓延する要因となっています。こうした背景から「Fair Market」は生まれました。このプラットフォームは、売り手と買い手の直接的な取引を可能にし、公正で安心できる取引の実現を目指しています。
日本の中古住宅市場の現状
日本の中古住宅市場は、欧米と比べると流通量が1/5以下と非常に低い状態です。国土交通省はこの問題を国家課題として捉え、様々な政策を進めています。その一環として、2016年には不動産業者専用の物件検索システム「レインズ」に新たな機能が追加され、囲い込みの防止に努めています。しかし、現実にはその効果が薄いのが実情です。フェアマーケットはこのような透明性の低い市場の問題を解決するために開発されました。
最新のAIを活用した適正価格の査定
自分の物件がどれぐらいの価格になるのか、判断するのは非常に難しいものです。特に「不動産会社に安く売られてしまわないか」といった不安もつきまといます。そこで「Fair Market」では、最新のAI査定システムを導入し、ビッグデータを活用して迅速な適正価格の算出を行います。これにより、ユーザーは正確な市場価値を知ることができます。
コロナ禍でも安心、非対面式取引
「Fair Market」では、登録はPCやスマホから簡単に行えます。マンション名と部屋番号を入力するだけで、売却のオペレーターが必要な情報を確認してくれます。物件情報の配信は、LINEを通じて行われるため、非対面での取引が可能です。現在、約7万人の購入希望者が登録しており、ニーズに合わせて物件情報が配信されます。
個人間交渉の自由
「Fair Market」では、買い手から直接「この値段で譲ってほしい」といったオファーが届くため、従来の不動産会社に依存せず、自由な交渉が実現できます。売却活動を知られたくないオーナーにとっても、秘密裡に売却できる大きなメリットがあります。物件登録時に「価格未定」とすることで、実際の市場反応を見ながら妥当な価格設定を行うことも可能です。
契約手続きは専門スタッフにお任せ
不動産売買の契約業務は専門的な知識が求められ、個人間でのトラブルを避けるためにも、フェアマーケットでは契約書類の作成からリーガルチェックまで全てを代行します。契約から物件の引き渡しまで、万全なサポートを提供するため、安心して取引を行うことができます。売買契約後に発生する手数料は、成約時のみとなっており、事前の登録や情報配信には費用がかかりません。
株式会社ワッフルの概要
「Fair Market」を運営する株式会社ワッフルは、東京都中央区に本社を置き、不動産仲介業や販売受託事業を展開しています。株式会社ワッフルの取り組みにより、中古不動産市場の新たな形が確立されつつあります。私たちの生活に密接に関わる不動産取引が、より透明で公正なものになることを期待しています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ワッフル
- 住所
- 中央区銀座8-10-3銀座三鈴ビル2階
- 電話番号
-
03-6263-8138