新宿・市谷地区での森林再生プロジェクトがスタート
大日本印刷株式会社(DNP)は、2025年4月24日、東京都新宿区の市谷地区にある本社敷地内で、都市に新たな森を作る取り組みの一環として「市谷の杜 特設サイト」を開設しました。このサイトでは、「市谷の杜」の魅力やその周辺で生まれる新しい価値について広く情報を発信しています。
市谷の杜とは?
「市谷の杜」は、DNPが形成している緑地であり、地域の再開発プロジェクトの一部として位置づけられています。このプロジェクトは、DNPが約140年もの間、地元と共に成長してきた歴史を背景に持ちます。1886年に前身の秀英舎がこの地に工場を開設したことから、この地域との結びつきが深まっていきました。今日では、DNPの多様な機能が集約され、地域と共に新たな価値を創造していく重要な拠点へと進化しています。
特設サイトの内容
特設サイトでは、「市谷の杜」の成り立ちやおよそ2800㎡の緑地に込められたテーマ、「都市における新しい森づくり」に関する検討内容を紹介しています。特に、四季折々の美しい自然を感じることができる場所であり、訪れる人々に新たな体験を提供します。
未来のあたりまえ
市谷地区における新たな価値創造の対象として、DNPは地域との連携を強化し、持続可能な未来を築くための施策を展開しています。特に、地域の様々なパートナーと共に取り組む姿勢が特徴です。これにより、「市谷の杜」が地域社会にどのように根差し、貢献しているのかを知ることができます。
四季折々の魅力
「市谷の杜」では、周囲に点在する関連施設も紹介しています。訪れることで自然の美しさと地域文化を同時に体感できる仕組みが整っており、憩いの場としての役割も担っています.
持続可能な未来への貢献
DNPは、これからも地域や社会と共に成長することを目指し、持続可能な未来のための取り組みを続けていきます。また、「市谷の杜」は、2024年9月に公益財団法人都市緑化機構の「SEGES都市のオアシス」の更新認定を、2023年10月には環境省による「自然共生サイト」に認定されています。さらに、2024年8月には生物多様性の保全が図られている地域として「OECM」に登録され、国際的なデータベースでの地位も確立しています。
このようなプロジェクトは、都市の中で持続可能な環境を育む新たな価値を形成するための重要なステップとなります。「市谷の杜」の活動が、より多くの人々に知られることを期待しています。