新たな抗ウイルス商品「カテキン塗布紙」が誕生！お茶の力を活かした革新技術

新たな抗ウイルス商品「カテキン塗布紙」の登場

近年、様々なウイルスに対する対策が求められる中、カミ商事株式会社が新たな商品「カテキン塗布紙」を発表しました。この商品は、茶葉に含まれるカテキンの特性を活かし、消臭や抗菌機能に加えて新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスに対する抗ウイルス効果を持っています。

開発の経緯と背景

カミ商事は20年以上にわたり、お茶の有効性に着目した商品開発を進めてきました。過去には消臭性、抗菌性、防ダニ性を利用した「茶香紙」を開発し、様々なプロジェクトに導入してきました。新たに開発された「カテキン塗布紙」は、これにさらなる機能を加えたものであり、特に新型コロナウイルス（デルタ株）への抗ウイルス活性が認められ、実用化が期待されています。

ここで注目されるのは、抗ウイルス活性値が【Mv≧4.3】に評価されている点です。これは国際規格のISO 18184に基づくもので、優れた効果を示していることがわかります。

高機能なカテキン塗布紙の特性

「カテキン塗布紙」には、次のような強力な機能が備わっています：
1. 消臭作用：特にアンモニアに対して効果的。
2. 抗菌作用：黄色ブドウ球菌や大腸菌に対しての効果。
3. 抗鳥インフルエンザ活性。
4. 抗インフルエンザ活性。
5. 抗新型コロナウイルス（デルタ株）活性。
6. 塗布から1年が経過してもカテキンに変化がない。

これらの機能により、「カテキン塗布紙」は様々な場面での活用が期待されており、今後の市場投入が注目されています。

今後の展望

今回の開発を受けて、カミ商事はさらなる商品開発に取り組むとのことです。特にカテキンを活用したフィルター製品の展開が予告されています。これにより、私たちの生活環境をいっそう安全に保つ手助けとなるでしょう。

カミ商事の開発した「カテキン塗布紙」は、私たちの日常生活に新たな安心をもたらす製品として、期待が高まります。生活の質を向上させる新技術の導入に、今後も目が離せません。