中学生対象の職業体験プログラムをラビスタ富良野ヒルズで実施

中学生向け職業体験プログラム「DOMINISTA CHALLENGE」

2025年10月24日、ビジネスホテル「ドーミーイン」を運営する株式会社共立メンテナンスが、富良野市立麓郷小中学校の学生を対象に職業体験プログラム「DOMINISTA CHALLENGE」を『ラビスタ富良野ヒルズ』で開催します。このイベントは、未来を担う中学生たちが職業に対する理解を深める貴重な機会となります。

プログラムの概要

「DOMINISTA CHALLENGE」は、2019年から全国のホテルで実施されている職業体験プログラムです。中高生が、フロントでのお客様対応や客室清掃、さらにはベッドメイキング等を通じて、仕事の実態や、働く人々の思いに直接触れることができます。学生たちは、地元に訪れる人々と関わる中で“接遇”の重要性を実感し、地域への愛着を育むことが目的です。これまでに70校以上が参加し、特に北海道・東北エリアでは22校からの依頼がありました。

実施日程と内容

プログラムは、10:00から15:30までの間に実施されます。その180分間には座学と実体験が組み込まれており、内容は以下の通りです：

- 座学（職業についての説明）：業界の魅力や、ホテル業務の楽しさ、そしておもてなしの心を学びます。
- 体験活動：フロントにおける受付業務や基本的なホテルマナー、接客の実際などを体験します。また、客室の清掃作業や、大浴場のオープン準備にも携わります。

参加生徒の声

参加する富良野市立麓郷小中学校の学生たちは、プログラムに参加することで、ホテルマンの仕事の楽しさや裏方の努力について学びたいと話しています。将来の職業選択について考えるために必要な知識や意識を得られることを期待しているとのことです。

統括支配人からのメッセージ

ラビスタ富良野ヒルズの統括支配人である大上洋次氏は、高い接客サービスを提供するために必要な裏方の努力について語ります。お客様の快適な滞在を提供するためには、小さな気遣いが積み重なっていることを強調し、参加学生に対しても「自分なりのサービス」を見つけることの大切さを伝えています。これにより、学生たちは自分がどのように人を喜ばせることができるか、自らの体験を通じて発見することができるでしょう。

プログラムの意義と今後の展望

このプログラムは、現代社会におけるキャリア教育の重要性を反映しています。社会や経済の不透明感が高まる時代において、“働くこと”の意味を見出し、自らの将来を考えるための良いきっかけとなることでしょう。そして、地域に愛着を持ち、課題解決に取り組む人材を育成することが求められています。共立メンテナンスは、これからも地域社会に貢献し、子どもたちに“人を思いやる心”と“働く喜び”に触れられる機会を提供することを目指していきます。