第10回「ドコモ未来ミュージアム」受賞作品発表
NTTドコモが主催する「ドコモ未来ミュージアム」は、全国の未就学児から中学生を対象にした絵画コンクールです。今年で10回目を迎える同コンクールは、子どもたちの未来への思いを題材にし、「こうなってほしい」という想いを自由に描くことを目的としています。
応募者数は過去最高の100,897点
2002年の開催以来、毎年多くの作品が寄せられ、今年は特に震災の影響を受けた作品が多く見受けられました。環境問題やエネルギーの新たな活用法を模索した作品が多数、未来を見据えて描かれています。今回、厳正なる審査を経て、55作品の受賞者が決まりました。
受賞作品は、12月9日から14日にかけて仙台で開催される表彰式で発表されます。このイベントは、震災で大きな影響を受けた地域の方々の心にも響くように考えられています。
作品展示は全国各地で行われる
受賞作品は、仙台を皮切りに全国9か所で展示される予定です。展示スケジュールは以下の通りです:
- - 北海道エリア:12月24日~25日 道新プラザ 1Fロビー(札幌市)
- - 関東甲信越エリア:2012年3月24日~25日 イクスピアリ 2F(浦安市)
- - 東海エリア:2012年2月4日~5日 ナディアパーク 2F(名古屋市)
- - 北陸エリア:2012年1月7日~8日 めいてつ・エムザ 2F(金沢市)
- - 関西エリア:2012年1月28日~29日 堂島アバンザ 1F(大阪市)
- - 中国エリア:2012年3月3日~4日 ゆめタウン広島(広島市)
- - 四国エリア:2012年2月18日~19日 あわぎんホール(徳島市)
- - 九州エリア:2012年2月25日~26日 三越 ライオン広場(福岡市)
子どもたちの未来を支える構想
「ドコモ未来ミュージアム」は、子どもたちが描く未来を想像するきっかけを提供し、彼らの夢を大きく育てる役割を果たしています。多様なテーマが寄せられ、応募された中には「自然との共生」や「革新的な発明品」を描いた作品が多く見られ、特に年齢が上がるにつれて社会問題に対する関心が強く表れています。今後も、エネルギー問題や暮らしの安全性といったテーマが増えることでしょう。
未来を創る力
審査員からは、今回の作品に感動したとの声が寄せられ、審査委員長の浅井愼平氏は、子どもたちが持つ力強い未来への期待感がしっかりと表現されていると評価しました。彼の言葉からは、大人がこの未来を支えなければならないという強いメッセージが感じられます。
このように、「ドコモ未来ミュージアム」は単なる絵画コンクールではなく、子どもたちが描く未来の姿を通じて、私たち大人が学び、考えさせられる貴重な機会となっています。