インド使節団との交流がもたらす日印エンターテインメントの新たな時代
2023年、小佐野保が代表を務める株式会社ギークピクチュアズ(東京都港区)は、全インド経営管理協会(AIMA)の引率によるインド使節団の訪問を受けました。訪問したのは20名の企業代表で、意見交換の場としてギークピクチュアズのオフィスが選ばれました。
AIMAは1957年に設立されたインド最大の経営推進機関であり、今回の訪問はその一環として東京および大阪を訪れるツアーの一部です。このプログラムでは、日本の企業文化に触れつつ、エンターテインメント事業に携わる企業を訪問する目的がありました。
エンターテインメント事業の多様性を紹介
当日は、ギークピクチュアズの主力事業である映像制作を中心に、そのアート、webtoon、映画など幅広い分野での取り組みが紹介されました。また、近年力を入れているインド市場での具体的な事例にも触れ、参加者から様々な質問が寄せられました。
来訪者からは「ギークピクチュアズの先進的な取り組みには非常に感銘を受けました。新たなコラボレーションの可能性を感じています」といった期待の声が多く寄せられました。このような交流は、今後の日印間のエンターテインメント事業の発展に寄与するでしょう。
インドでの事業展開の強化
ギークピクチュアズは、国内の映像制作にとどまらず、アニメやアートなど多岐にわたる事業を展開しており、2019年にはインド法人Geek Pictures Pvt. Ltd.を設立しました。この法人は、インドのアーティストを日本に招いたり、インド国内でのアートイベントに参加するなどの活動を通じて、国際的なアートの架け橋としての役割を果たしています。
また、最近ではインドの大手映画配給会社AA Filmsとの提携合意に至り、映画配給事業も本格化中です。これにより、日本とインドのエンターテインメントコンテンツが互いに影響を与え合う新たな展開が期待されています。
AIMAの役割と未来
全インド経営管理協会(AIMA)は、政府や企業、学界と連携しながら、インドのマネジメント能力を向上させるための教育プログラムなどを提供しています。その活動により、インド経済の発展を支える一助となっています。今後もAIMAによる活動が日印間のビジネス交流の促進に貢献することでしょう。
まとめ
このような国際的な交流は、エンターテインメント分野における新たな市場を切り拓く重要な一歩です。ギークピクチュアズは今後も日印の架け橋として、エンターテインメント事業の拡大に努めていくと考えられます。日印のクリエイティブな人々が集い、共に未来を築いていく姿が待ち遠しいです。