「Minn house Niseko Hirafu」開業へ
株式会社SQUEEZEは、2025年6月10日に北海道・ニセコに新しい宿泊施設「Minn house Niseko Hirafu」をオープンします。この施設は、初のヴィラタイプであり、ニセコの自然の美しさと豊富なウィンターアクティビティを存分に楽しめるよう設計されています。
背景と観光の潜在力
ニセコは、世界有数のパウダースノーを求めるスキー愛好者にとって、憧れの地です。特に、ニセコ・ユナイテッドは、スキー業界の「オスカー」とも称される『ワールド・スキー・アワード』において、2013年から2016年にかけて連続受賞の実績を持ちます。2024年には22カテゴリーでのノミネートも決定しており、その魅力は国際的に広く認知されています。
しかし、地方の宿泊施設は、人手不足や高コスト運営、閑散期の営業休止といった構造的な課題に直面しています。このような状況では、ニセコ本来の魅力が十分に発揮できず、地域経済にも影響を及ぼしかねません。
SQUEEZEの取り組み
SQUEEZEは、これまでの運営ノウハウを基に、「クラウド型ホテル運営」を推進しています。このテクノロジーにより、持続可能な宿泊インフラを構築し、地方の課題解決に貢献することが目標です。
非対面サポートの導入
「クラウドレセプション」では、非対面での24時間サポートが可能です。チェックイン・チェックアウトがオンラインで完結し、キーレス入室も提供します。これにより、プライベート感を保ちながら、便利で快適な滞在を実現します。
AIによる効率性の向上
また、AIを活用した運営効率の最適化が進められています。人件費の最適化や繁閑差の解消が可能となり、持続可能なホテル運営が実現されます。
「Minn house Niseko Hirafu」の施設概要
「Minn house Niseko Hirafu」は、倶知安町・比羅夫の中心部に位置し、幅広いアクティビティが楽しめる魅力的な宿です。冬はスキーやスノーボード、夏はハイキングやラフティング、春や秋には美しい紅葉や新緑が楽しめるため、四季を通じて多様な魅力があります。
客室は最大91㎡の2階建てで、6名まで宿泊可能。本格的なキッチンや洗濯機を完備しており、ファミリーやグループでの長期滞在にも適しています。また、敷地内には駐車場やスキー板の収納スペースも用意されており、冬のニセコを存分に楽しむための便利な環境が整っています。
「Minn」ブランドの魅力
「Minn」は、グループや家族が一緒に宿泊できることをコンセプトにしたアパートメントホテルブランドです。快適さと自由度を追求した居住空間を全国で提供しています。
今後、SQUEEZEはさらなる施設開発を進め、ニセコから全国のリゾート地への展開も視野に入れています。宿泊者にとって快適な滞在を提供するとともに、地域資源の活用による産業活性化を目指します。
SQUEEZEの未来
2023年から2025年にかけて、SQUEEZEは運営施設数を急増させており、社員数も増えて地域との連携を強化しています。宿泊運営とテクノロジーの力を活用し、地域に根ざした価値を提供し続けることを目指しています。
「Minn house Niseko Hirafu」は、ニセコの新しい観光名所となることでしょう。開業が待たれます!