お正月の風物詩を皆で支え合う
2025年の新年を祝って、コケナワホールディングス株式会社と一般社団法人デジタル大使館が共同で全国のフードバンクへおせち料理を無償提供する取り組みが発表されました。この取り組みは、食を必要とする方々に喜びを届けると同時に、食品ロスを削減することを目的としています。
取り組みの背景
日本国内では、年間で約472万トンもの食品ロスが発生しています。その中でも、お店などの事業系から発生するロスが236万トンにも及ぶと言われています。一方で、貧困や災害等で食の支援を必要とする人々が多く存在し、その矛盾を解決するためにこのプロジェクトが生まれました。今回、コケナワとデジタル大使館が協力し、ローソンの余剰食品を有効活用することで、多くの人々におせちを届けることを決定したのです。
おせちの提供内容
このプロジェクトでは、全国のフードバンクや子ども食堂、ひとり親家庭、被災者、避難民などを支援する企業・団体を対象におせちを無料で配布します。ただし、送料として1箱あたり3,300円が必要となります。申し込みは2025年12月25日まで受け付けられ、すでに全国から500を超える団体が応募しているとのことです。
フードバンクおよび支援の理念
「おせち」の配布に関して、一般社団法人全国フードバンク推進協議会が全面的にサポートを行います。これにより、必要とされる最終受益者と適切なマッチングが行われ、より効果的な支援が実施されることでしょう。
これまでの取り組み
コケナワとデジタル大使館は、過去にもアイスクリームの配布など、様々な支援活動を展開してきました。これにより食品ロスの活用促進を図りながら、社会的な問題解決に寄与しています。今後も持続可能な社会の実現に向けて、企業の社会貢献活動を促進する取り組みを続けていくとのことです。
挨拶と感謝のメッセージ
デジタル大使館の水村彩音代表理事はこの活動に関して感謝の意を表しつつ、運営体制の向上と支援活動の継続の重要性を強調しました。また、発起人の苔縄義宗氏は、日本の伝統文化であるおせちを通じて新しい年の希望を感じていただきたいと述べました。
本プロジェクトが成功し、これが全国の様々な支援を必要としている人々に、温かい新年の祝福をもたらすことを願っています。食を通じて人々を結ぶこの取り組みが、少しでも多くの笑顔を生み出すことを期待しています。
お問い合わせ
このプロジェクトに関する詳細情報は、一般社団法人デジタル大使館の担当者(水村、池田)までお問い合わせください。電話番号は052-990-2752、またはメール
[email protected]まで。さらなる支援が必要な方は、事前登録を行うことができます。