エレコムが贈る健康管理の未来
エレコム株式会社は、2024年10月16日、ザンビア共和国大使館に血圧計50台と体組成計18台を寄贈しました。これは、同社のヘルスケア事業部が目指す『届いていないところに届ける』というビジョンの一環であり、世界中の妊産婦が安全に出産できる環境を整えるための支援活動です。
ザンビアの妊産婦を取り巻く厳しい環境
ザンビアでは多くの妊婦が、近隣の医療施設にアクセスできないため、自宅で出産せざるを得ない状況にあります。妊産婦が亡くなる原因も多岐にわたり、主に出産後の重度の出血や感染症、分娩による合併症が挙げられます。これらの問題は、適切な医療やケアが行われれば、未然に防ぐことができるものです。医療従事者が不足しているザンビアでは、全出産のうち8割以上が訓練された助産師や医師の助けを受けられず、命が脅かされています。
寄贈の背景と目的
エレコムは、認定NPO法人ロシナンテスと連携し、ザンビアの医療環境の深刻さを共有しました。この経験から、地域医療の問題解決に向けて微力ながら貢献することができると信じ、寄贈に至りました。寄贈される機器は、妊娠高血圧症候群や適切な体重管理を通じて女性の健康を守るために重要な役割を果たします。
妊婦の健康を支える機器たち
エレコムが寄贈した血圧計『HCM-AS02WH』と体組成計『HCS-FS03GN』は、妊婦の健康を守るための重要なツールです。妊娠中は、妊娠高血圧症候群を避けるために血圧の定期的な測定が必要です。また、適切な体重の増加量を把握することも健康的な出産に結びつきます。
寄贈製品の情報
型番: HCM-AS02WH
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型番: HCS-FS03GN
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これらの機器は、妊婦が自宅で健康管理を行うのに役立つシンプルで使いやすい設計になっています。
エレコムの企業理念
エレコムは1986年の創業以来、IT関連製品の開発・販売を行い、近年ではヘルスケアやゲーミング、様々な家電分野にも進出しています。『Better being』というパーパスを掲げ、より良い技術・品質を追求し、持続可能な社会づくりに貢献することを目指しています。
この寄贈活動は、エレコムの理念を具体化したものであり、妊産婦の健康と命を守るために尽力していきます。