メタバースで広がる葬祭の未来
2024年12月11日から2025年1月17日まで、三和物産株式会社が主催するメタバースの展示会が開催されます。その名も「石川のいいもの×メタバースマッチング展」。このイベントは、全国どこからでも参加可能で、石川県の特産品をデジタル空間で自由に見て回ることができます。
今回、三和物産が出展するブースでは、彼らがこれまでに開発してきた多彩な葬祭用品を取り扱います。
三和物産とは?
三和物産は1959年に設立されて以来、葬祭用品の製造販売を行い、多くの人々の別れのシーンに寄り添い続けてきました。「つながりが実感できる新たな別れのカタチをつくる」というミッションを掲げ、ただの葬祭用品ではなく、故人を偲ぶことを助ける様々なアイテムを企画・販売しています。
メタバース展示会の魅力
この展示会の最大の魅力は、メタバース空間の仮想空間を利用している点です。参加者は自分のアバターを操作し、食品や工芸品、観光名所など石川の特産品を24時間自由に探すことが可能です。
もちろん、三和物産のブースでは、オリジナルの葬祭用品が紹介されます。例えば、「桜風」や「琥珀」といったデザイン性に富んだ棺や、親子で使える「紡ぐノート」、寂しさを和らげるための「ゆめだっこ」など、思いやりあふれる商品が展示されます。
また、「雲もなか」やアロマキャンドル「Rotch」なども取り入れ、さまざまな供養の場面を彩るユニークなアイデアも紹介されます。
企画の背景
日本では、死や別れについて語ることが避けられがちですが、三和物産は「死生観のリデザイン」を目指しています。人々が死について前向きに考える機会を提供し、より良い別れを実現できるようにサポートしたいという思いがあります。
同社は、葬祭用品の展示に対して敷居を下げ、参加者が気軽に触れられる環境を整えています。このメタバース展示会により、故人を偲ぶという大切な行為を思い出すきっかけが生まれることでしょう。
参加方法と費用
「石川のいいもの×メタバースマッチング展」は事前登録が必要ですが、参加は無料です。企業や経営者、バイヤー、一般個人すべてが対象ですので、興味を持たれた方はぜひ申し込んでみてください。
相手を偲ぶ思いは、どのような形でも大切です。三和物産の新しい試みに触れ、葬祭に対する理解を深めてみませんか?
これからの時代の新しい別れの形、三和物産のメタバースブースで体験してみましょう。