料理研究家村上祥子氏の50年の経験が詰まった一冊『おいしさの極意』
2023年1月31日、料理研究家の村上祥子氏の最新刊『村上祥子 おいしさの極意』が東京書籍より発売されました。本書は、半世紀にわたる料理家生活で蓄積された50万点ものレシピの中から厳選された、おいしさの秘訣をまとめたものです。
50万点のレシピから生まれた「おいしさの極意」
村上祥子氏は、福岡女子大学に「村上祥子料理研究資料文庫」を開設し、50万点ものレシピを整理、目録を作成する作業を行いました。その過程で、データだけでは伝えきれない「おいしさ」の要素があることに気づき、本書を執筆することになったそうです。
本書では、「私たちは食べたものでできている」という考えのもと、おいしく食べることの大切さを説き、健康的な食生活を送るための知恵と工夫が凝縮されています。
27の極意で毎日の料理が変わる
本書では、27個の「極意」が紹介されています。例えば、チキンソテーをパリパリに仕上げる方法や、茶碗蒸しとプリンの黄金比、魚のポワレを美味しく作るコツなどが、分かりやすく解説されています。これらの極意は、日々の料理をワンランクアップさせるためのヒントが満載です。
村上祥子氏プロフィール
村上祥子氏は、料理研究家、管理栄養士、そして福岡女子大学客員教授でもあります。1985年より福岡女子大学で栄養指導講座を担当し、治療食の開発をきっかけに電子レンジ調理に着目。電子レンジ調理の第一人者として注目を集め、糖尿病や生活習慣病予防のための食事、電子レンジ発酵パン、バナナ黒酢なども開発しました。80代になっても現役で活躍する料理研究家として、ライフスタイルにも注目が集まっています。
書籍概要
まとめ
本書は、長年の経験と知識を凝縮した、料理好きにはたまらない一冊です。村上祥子氏の「おいしさの極意」を参考に、毎日の食卓をより豊かに、そして健康的にしてみてはいかがでしょうか。