株式会社TKCが「インボイス・マネジャー」で準グランプリ受賞
2024年の「第18回ASPICクラウドアワード」において、株式会社TKCが提供する「インボイス・マネジャー」が基幹業務系ASP・SaaS部門で準グランプリを受賞しました。この受賞は、同社がクラウドサービスの品質とその社会的な有効性を証明するものであり、TKCの代表取締役社長・飯塚真規氏は、同商品の初めての受賞を喜んでいます。
インボイス・マネジャーとは?
「インボイス・マネジャー」は、請求書やその他の証憑書類の電子的な発行、受領、保存を可能にするクラウドサービスです。このサービスは、国際的に普及が進む「Peppol規格」に準拠したデジタルインボイス(ペポルインボイス)の送受信をサポートし、請求書業務の効率化を図る役割を果たしています。企業が安心してクラウドサービスを導入できるよう、JIIMAによる「電帳法スキャナ保存ソフト」と「電子取引ソフト」の法的要件認証も取得しており、電子帳簿保存法やインボイス制度への適合も行っているため、法律面でも信頼のおける製品です。
TKCの社会的貢献と取り組み
TKCは「デジタル社会の実現」に貢献するための活動に力を入れており、「インボイス・マネジャー」の普及活動をはじめ、国内事業者向けにペポルインボイスの活用推進にも取り組んでいます。アワードで評価された活動の一部には、以下のようなものがあります:
- - 自社が発行する請求書のフォーマットを「紙」から「デジタル」へと移行したことで、90%以上の工数削減に成功した経験を公開。
- - デジタルインボイス推進協議会(EPIA)の代表として、200以上の加盟団体との接続試験の支援など、広範な連携活動を実施。
- - TKC全国会に所属する1万人以上の税理士に対して、ペポルインボイスの利活用に関する啓発活動を展開。
- - インボイス・マネジャーの開発ノウハウを他の開発ベンダーに提供し、ペポルインボイスへの対応を支援しています。
ASPICクラウドアワードとは
「ASPICクラウドアワード」は、一般社団法人日本クラウド産業協会(ASPIC)が主催し、国内の優れたIoT、AI、クラウドサービスを対象に表彰することで、社会に貢献するサービスの利用促進を図っています。応募されたクラウドサービスは、ASP、SaaS、AI、IoTなど、さまざまな部門で評定され、審査を通じて各賞が決定されます。このアワードの目的は、クラウドサービスの利用拡大と市場創造を促進し、社会の情報基盤を強化することです。
今後も、TKCの「インボイス・マネジャー」がデジタル社会における利便性向上に寄与することが期待されています。詳細情報は、以下のリンクからアクセスできます: