NECが能登復興に新たな技術支援を導入、地域課題解決に向けて貢献
NECによる能登復興の新たな一歩
NECグループは、能登の復興を目的として新たなプロボノ支援プラットフォーム「プロボ能登」に参加し、地域課題の解決に向けた取り組みを強化します。このプロボノプラットフォームは、能登地域の企業や団体に対して、支援が必要な分野で技術支援を行いたい企業とのマッチングを図るものです。2025年4月に正式に始動する予定です。
プロボ能登の概要
「プロボ能登」は、能登地域の復興を促進するための支援プラットフォームであり、主に以下のような仕組みを提供します。参加企業は、地域の支援が必要な法人や団体と連携し、それぞれの専門性を活かした支援を行うことができます。NECグループの参加により、地域への技術的アプローチが加わり、復興支援の新たな展望が期待されています。
NECグループが最初に参画するプロジェクトの一つは、一般社団法人「のと復耕ラボ」との協力による「古材レスキュー」管理システムの構築です。このプロジェクトは、能登の古材を将来的に活用するためのシステムを開発し、地域の資源を守りながら持続可能な社会の形成を目指します。
NECの取り組み
NECグループは、2025年に向けた復興支援だけでなく、すでに「令和6年能登半島地震」やその後の大雨災害に関連した様々な支援活動を展開しています。具体的には、以下の取り組みが行われています。
1. 寄付と社員の募金活動: NECの社員は、被災地への支援として寄付活動や募金を実施。自発的に支援の輪を広げています。
2. ボランティア活動: 被災地でのがれき撤去や地域交流活動に200名以上の社員が参加し、地域振興に寄与しています。
3. デジタル技術の活用支援: 災害復旧情報を可視化するため、行政と連携し励みを続けています。例えば、石川県のインフラ情報をまとめたサイトの構築なども行っています。
4. 石川県産品の振興キャンペーン: 社員食堂や社内売店において、地元産品メニューの提供を通じて、地域経済の発展を支援しています。
センター長のコメント
一般社団法人「能登官民連携復興センター」のセンター長である藤沢烈氏は、「NECの参加に感謝し、技術力や社会的理解が能登地域の復興において非常に重要な役割を果たすと信じています」とコメントしています。彼の言葉が示す通り、NECの取り組みは地域の復興において大きな期待が寄せられており、持続可能な未来へ向けた力強い一歩となります。
結論
NECグループは、今後も「社会価値の創造」と「持続可能な社会の実現」を掲げ、継続的に能登地域の復興支援に取り組んでいく方針です。「プロボ能登」を通じた新たな支援の形が、地域にどのような変化をもたらすのか、今後の動向から目が離せません。
会社情報
- 会社名
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日本電気株式会社
- 住所
- 東京都港区芝5丁目7-1
- 電話番号
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