カーナビアプリ『COCCHi』と車両管理サービス『DoCoMAP』の連携
東京都港区に本社を置く株式会社ドコマップジャパンが、パイオニア株式会社のスマートフォン向けカーナビアプリ『COCCHi』と、自社の車両位置情報管理サービス『DoCoMAP』との連携を2023年5月19日に発表しました。この連携により、運転手は事前に登録されたスケジュール情報を簡単にナビゲーションとして利用できるようになります。
連携の仕組み
この新しいサービスは、ドコマップジャパンが提供する『docomapPLUS』というアプリのオプション機能に基づいています。具体的には、管理者がDoCoMAPに登録した運転手のスケジュール情報が、運転手のスマートフォンにインストールされているdocomapPLUSに表示されます。運転手は表示された目的地をタップすることで、自動的にCOCCHiアプリが起動し、最適なルート案内を開始します。
このようなシームレスな連携は、ドコマップジャパンが日常のユーザーから寄せられた「docomapPLUSで確認したスケジュール上の目的地までのナビゲーションを簡単に利用したい」という多くの要望に応える形で実現されました。
企業のミッション
パイオニアは、1938年に創業し、業界初の製品やサービスを多数提供してきました。2023年には新しいミッションとビジョンを策定し、今後も「未来の移動体験を創ること」を目標として掲げています。年々進化する技術をもとにした高精度なナビゲーション機能を提供することで、運転手のサポートを行います。
一方、ドコマップジャパンは、2016年に設立され、運送業界に特化したIoT技術の開発に取り組んでいます。特に運送業の働き方改革を支援するために、GPSによる位置情報管理システム『DoCoMAP』を提供しています。これにより、業界内の労務管理や業務の効率化に貢献しています。
利便性の向上
この連携により、運転手は運行状況の記録から目的地までのナビゲーションまで、スマートフォン一つで完結できるようになります。これまでの煩雑な手続きが簡素化されることで、業務効率が向上し、緊急時の対応も迅速に行えるようになるでしょう。
さらに、COCCHiの高精度なナビゲーション機能は、道路の幅や車線の数、信号の数などを考慮し、より質の高いルートを提供します。この機能により、CO2の排出量やガソリン代の可視化も可能となり、環境意識の高い運転に繋がります。
まとめ
これからもドコマップジャパンはお客様からいただく意見や要望を基に、物流業界への貢献を目指し、より便利で効率的なサービスの開発に努めていく方針です。この連携を通じて、運転手の仕事がより快適かつ効率的になることが期待されます。
ぜひ、これからの『COCCHi』と『DoCoMAP』の進化に注目してください!