新しい起業家育成
2025-10-08 13:33:15

社会課題を起点にした新起業家育成プログラム『ソーシャルXスタジオ』始動

社会課題を起点にした新たな起業家育成プログラム『ソーシャルXスタジオ』



株式会社ソーシャル・エックス(本社:東京都渋谷区)は、この度、新しいプログラム『ソーシャルXスタジオ』の開始を発表しました。このプログラムは、社会課題を解決することを目的としたインパクトスタートアップの育成を目指しています。

背景と目的



現在、世界の資本主義は大きな変化を迎えています。単に経済成長を目指すだけでなく、社会的な課題解決へのアプローチが重要視される時代となりました。このような背景の中で、次世代の起業家たちには、社会に根ざしたアイデアをもとにしたビジネスの創出が求められています。しかし、社会課題を起点にした起業家予備軍は限られており、起業前の支援が不十分な現状があります。

そこで、ソーシャル・エックスは、これまでの経験を生かし、特に自治体が抱える優先課題に対して創造的な解決策を生み出せる人材を育てるために『ソーシャルXスタジオ』を設立することになりました。このプログラムを通じて、社会の必要とされる課題の把握から、サービス・アイデアの構築までを支援し、新たな社会価値を生み出す起業家を育成します。

プログラムの特徴



『ソーシャルXスタジオ』は、社会課題に特化した育成プログラムを展開します。以下にその特徴を紹介します。

1. 社会課題データベースの活用
自治体との共創支援業務を通じて蓄積した高解像度の社会課題データベースを活用し、参加者が優先度の高い課題を深く理解できるよう支援します。

2. デジタルサービスを用いた課題理解の強化
e-Learningやワークショップなどを通じて、参加者が社会課題の構造や解決アプローチを体系的に学べる機会を提供します。

3. 実践機会の提供
DEMODAYなどのイベントを通じて、自治体との接点を設け、学びを実際の社会課題解決へと繋げる機会を設けます。

4. エコシステムとの接続
既存事業「ソーシャルXアクセラレーション」や「ソーシャルXインパクトファンド」との連携により、事業開発から資金調達まで一貫した支援を実現します。

SHIBUYA QWSとのコラボレーション



本プログラムは、SHIBUYA QWSとの共同で展開されます。多様なバックグラウンドを持つ人々が集まる環境で、学びと実践が融合し、新しい起業家層の育成が進むことが期待されます。将来的には東京都の予算に依存せず、持続可能なサービスとして定着することを目指しています。

コメント



渋谷スクランブルスクエア株式会社のエグゼクティブ・ディレクターである野村幸雄氏は、QWSが多様なバックグラウンドを持つ人々が交わることの重要性に言及し、『ソーシャルXスタジオ』が新たな社会価値の創出に寄与することに期待を寄せています。また、株式会社ソーシャル・エックスの代表取締役である伊藤大貴氏も、ROエコシステムの一環としてこのプログラムが参加者に大きな価値を提供すると述べています。

終わりに



『ソーシャルXスタジオ』の立ち上げは、社会課題を解決する新たな起業家を育てるための重要なステップです。このプログラムが、次世代の起業家たちに求められる能力を身につけさせ、社会全体に貢献できる機会を提供することを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社ソーシャル・エックス
住所
東京都渋谷区渋谷2-21-1渋谷ヒカリエ32F
電話番号

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