Craif中部検査センターの登録項目の追加について
Craif株式会社(本社:東京都文京区)は、同社が運営する「Craif中部検査センター」において新たな登録項目の追加が完了したことを発表しました。今回の追加によって、同センターは生化学的検査および遺伝子関連検査の提供体制を一層強化し、利用者への高品質なサービスを実現します。
新たに追加された検査項目
新たに登録された項目には、以下の2つが含まれています:
- - 生化学的検査(免疫化学検査)
- - 遺伝子関連・染色体検査(体細胞検査遺伝子検査)
これにより、Craif中部検査センターはますます多様な検査サービスを提供できる体制が整いました。特に、がん検査においては尿に含まれるマイクロRNAをAIで分析する技術が取り入れられており、今までにない精度の検査が可能となっています。
衛生検査所登録の重要性
登録衛生検査所は、病気の診断や健康診断を目的とした検体の検査を実施するための施設で、法律でその基準が定められています。この登録を受けるためには、構造設備や管理組織が厚生労働省令で求められる基準を満たしているか、保健所の厳しい審査をクリアしなければなりません。このプロセスを経て初めて、高品質な検査サービスを提供することが可能になります。
現在、国内で流通している多くの消費者向けの検査サービスは、登録を受けていないものが多く、結果的に精度管理が不十分な場合も見受けられるため、登録衛生検査所としての信頼性が求められる理由でもあります。
Craifの取り組み
Craifは、2022年に登録衛生検査所を開設し、以来、厚生労働省基準に準じた厳格な品質管理を行ってきました。過去3年間にわたり、保健所の監査でも指摘事項ゼロという成果を誇ります。このような実績は、顧客に対して高品質の検査サービスを提供し続ける原動力になっています。
今回の追加検査項目は、がんリスクの早期発見や、発症予防に向けた重要な一歩となります。Craifは引き続き、業界最高水準のサービスを目指して努力し、さらなる品質向上に取り組みます。
マイシグナル®︎シリーズの魅力
「マイシグナル®︎シリーズ」は、がんリスクを高精度に評価するための検査を提供しています。このシリーズには、以下のようなさまざまな検査があります:
- - マイシグナル・スキャン:尿中のマイクロRNAを用いた高精度ながんリスク評価
- - マイシグナル・ライト:より手軽に行えるがんリスク評価
- - マイシグナル・ナビ:がんに特化した遺伝子検査
- - マイシグナル・チェック:DNAダメージのモニタリングが可能な検査
これらの検査は、全て非侵襲的な方法で行うことが可能で、利用者は体に負担を感じることなく自らの健康状態を把握できます。ウィルスや細菌の影響を受けることなく、自身の体質的なリスクを理解しつつ、日常生活の中での予防策を講じることができます。
Craifのビジョン
Craifは2018年に名古屋大学からスピンアウトした企業で、がんの早期発見と個別化医療の実現に向けた研究・開発に注力しています。またNANO IP®︎技術を利用することで、病気に関連する生体物質を高精度で検出し、短期間で結果を得られる体制を構築しています。
クラウドファンディングや動画配信により、そのビジョンや技術の認知度を高め、多くの人にこの重要な検査技術を届けるお手伝いをしています。興味がある方は、ぜひ公式サイトをご覧ください。