町田市が進める「まちだの木」プロジェクトの魅力と体験を探る
東京都町田市では、地域の資源である木材を活かすため、2024年4月に新たな取り組みを始めます。その名も「町田市公共建築物等における多摩産材等利用推進方針」。この方針のもと、多摩産材を中心に国産木材の利用を促進し、地域の環境保全、さらには脱炭素社会の実現を目指しています。
「まちだの木」活用プロジェクトの概要
町田市が進める「まちだの木」活用プロジェクトは、地域で伐採された木材や竹材を積極的に活用する取り組みです。このプロジェクトでは、里山の整備や道路の維持管理で発生した木材を無駄にせず、様々な形で地域に還元することが目指されています。
プロジェクトの一環として、町田市は毎年10月に国が定めた「木材利用促進月間」に合わせて、木材や竹材の活用事例を展示し、ワークショップを開催します。2025年10月27日から31日までの期間中に開催されるこのイベントでは、「まちだの木」から新しい価値が生まれることを広めています。
展示内容とワークショップの詳細
イベント会場は町田市庁舎の1階イベントスタジオ。ここでは、
里山整備や街路樹の更新に関する取り組みを示すパネルが設置され、街路樹を使用したテーブルセットや美しい竹灯籠などが並びます。
参加者は、「まちだの木」を素材としてさまざまな作品を制作できます。例えば、10月28日には小物入れやキーホルダー作り、29日にはアロマウッドづくりのワークショップが企画されています。それぞれのワークショップは地元企業の「くうちん工房」や「飛驒産業株式会社」が運営し、参加者は手を動かしながら出来上がった作品を持ち帰ることができます。
町田市の魅力
町田市は東京都の南部に位置し、人口は約43万人。都心から電車で30分の距離にあり、便利なアクセスが魅力です。町田駅周辺には大型商業施設が立ち並び、古くから栄えた商店街も健在で、買い物にも困りません。また、駅から少し足を伸ばせば、里山の自然や緑豊かな公園、地場野菜を育てる農地も存在し、都会の便利さと自然を両立した素晴らしい環境があります。
プロジェクトを通じて、地域資源の大切さを再認識し、町田市の木材を多くの人に触れてもらい、新しい価値を体験してもらいたいと考えています。皆さんもぜひ、この機会に町田市の魅力を体感し、自然と共生するライフスタイルの大切さを再発見してみてください。
関連リンク
この「まちだの木」活用プロジェクトを通じて、地域の人々が木材の新たな利用法を考え、森と共に生きることの大切さを学ぶ素晴らしい機会となることを期待します。