明珍宏和が贈る音楽劇「甲冑師と芋屋」
2025年7月27日(日)、東京都武蔵野市の井之頭画廊にて、バリトン歌手の明珍宏和が手掛ける音楽劇「甲冑師と芋屋」が上演されます。この公演は、50席限定で、音楽劇という形で日本歌曲の魅力を存分に引き出します。チケットはすでにカンフェティで販売中となっており、多くの方々の期待が寄せられています。
音楽劇の内容
「甲冑師と芋屋」は、古き良き時代の物語を背景にした音楽劇です。主人公は、里芋屋の娘・田中おみゆと甲冑師・明珍宗宏。この二人の出会いは、時代の持つ荒々しさもあれば、互いの仕事に対する誇りを抱く姿もあります。
おみゆは、代々受け継がれた里芋屋を支える看板娘。彼女は、村人たちに愛される料理を振る舞うことで人々の心と身体を支えています。物語の舞台は、切迫した戦乱の時代であり、そんな中でおみゆはその美しさと清らかな心で困難な時を生き抜いています。
一方、甲冑師の明珍宗宏は、山里で鋼材を探す傍ら、偶然出会ったおみゆの屋台で味わった料理に導かれ、次第に彼女に惹かれていきます。おみゆが勧める里芋の煮物に、宗宏は心を奪われ、それが二人の物語の始まりとなります。対照的な性格の二人が、互いに影響し合いながら成長していく様子が描かれていきます。
曲目リスト
音楽劇では、以下のような美しい日本歌曲が演奏されます。
- - 青葉の笛
- - 荒城の月
- - 城ヶ島の雨
- - 鉾をおさめて
- - 竹田の子守唄
- - 落葉松
- - しぐれに寄せる抒情
- - 風の盆恋歌
歴史とロマンが交錯するこの物語を、ぜひ現地で体験してください。音楽劇に触れることで、当時の人々の思いを感じることができることでしょう。
出演者
東京音楽大学を卒業した明珍は、多数のオペラ公演に出演しており、実績豊富な歌手です。2025年6月にはウィーンツアーも予定されています。これまでの成果と活動のすべてが、この音楽劇に生かされています。
桐朋学園大学とパリの音楽院を卒業した植村は、現場での経験が豊富で、オペラやミュージカルの伴奏者としても活躍しています。彼女の演奏が物語をさらに引き立てます。
チケット情報
公演は2025年7月27日13時30分から開場、14時から開演予定。料金は前売り4,000円で、カンフェティでの予約なら1,000円割引の3,000円になります。
公演を見逃さないためにも、早めにチケットのご予約をお勧めします。音楽劇「甲冑師と芋屋」のウェブサイトもぜひチェックしてみてください。歴史の嵐の中で織り成される恋物語を、直接体験し、その感動を分かち合いましょう!
詳細な情報やチケット購入はこちらからご覧ください。
公式サイト:
音楽劇「甲冑師と芋屋」チケット情報