国立大学初!「Knowledge Portal」のスマホ学生証が琉球大学に導入
2024年4月24日、株式会社Siba Service(以下、シバサービス)が提供する大学向け統合ポータルサービス「Knowledge Portal」の機能の一つである「スマホ学生証」が、国立大学法人琉球大学に導入されました。
琉球大学は、DX(デジタル・トランスフォーメーション)を通じて教育、学生支援、研究、医療、運営、そして働き方を大きく変革することを目指しており、「琉球大学RX推進基本方針」を策定しています。この方針に基づき、教育・学生支援面ではICTツールを活用し、学修者本位の教育を促進、学びの質向上を図ることが掲げられています。
従来、琉球大学ではカード型の学生証をまとめて短期間で発行していたため、カードの発行・再発行や回収などの対応が教職員への業務負担となっていました。そこで、磁気カードで発行している学生証を「Knowledge Portal」のスマートフォンアプリによってデジタル化することで、学生の利便性向上と教職員の業務効率化を目指します。
学生生活をスマートに!「琉球大学スマホ学生証アプリ(RYUDAI Portal)」
「琉球大学スマホ学生証アプリ(RYUDAI Portal)」は、学生自身が所有するスマートフォンにインストールすることで利用できます。入学後、アカウントが発行された時点からすぐに利用でき、卒業、退学、所属変更などの情報変更が発生した場合でも、アプリは自動的に更新されます。そのため、学生証の再発行が不要となり、学生の利便性が向上します。
さらなる機能拡充で学生生活をサポート
「スマホ学生証」の導入により、学生サービスの向上、学内業務の効率化、業務負荷の軽減が期待されています。今年度はカード型と併用した運用を行い、将来的には「スマホ学生証」一本化を目指しています。
今後、7月以降には「Knowledge Portal」に休講情報などを配信する「お知らせ機能」や、災害時に対象者の安否を集計する「安否確認機能」などの新たな機能追加も検討されています。
「Knowledge Portal」で大学生活をもっと便利に
「Knowledge Portal」は学生視点で開発されたポータルサービスで、大学ごとにデザインされたUIが特徴です。学生や教職員が必要とする機能がまとめられており、アプリひとつでキャンパスライフに必要な情報を簡単に確認できます。
シバサービスが目指す教育現場の未来
シバサービスは、「かわる」学び、つくる未来をコンセプトに、ICTを駆使して全国の教育現場を支える企業です。日本初の大学ポータルアプリ「Knowledge Portal」を開発し、大学向けのクラウドサービスや小中高校生の学習端末に使用するICT機器導入支援サービスなどを提供しています。
まとめ
「Knowledge Portal」のスマホ学生証機能は、学生の利便性向上、業務効率化、そして安全・安心なキャンパス環境の実現に貢献する革新的なサービスです。今後もシバサービスは、教育現場の課題解決に向けて、新たなサービスの開発と提供に取り組んでいきます。
スマホ学生証導入による大学DXの進化
琉球大学への「Knowledge Portal」スマホ学生証導入は、大学におけるDX推進の大きな一歩と言えるでしょう。従来のカード型学生証に比べて、学生証の発行・管理の手間が大幅に削減され、教職員の業務負担軽減に大きく貢献するだけでなく、学生自身にとっても利便性向上に繋がる点は大きな魅力です。
特に、卒業・退学などの情報変更が自動的に反映される機能は、学生にとって非常に便利で、再発行の手間や紛失によるトラブルを回避できます。さらに、休講情報や安否確認機能など、学生生活をサポートする新たな機能の追加予定も魅力的です。
今後、大学におけるDX推進が加速していく中で、このような革新的なサービスはますます注目を集めていくでしょう。学生証のデジタル化は、単なる業務効率化だけでなく、学生生活の質向上にも大きく貢献する可能性を秘めていると言えます。
今後の展望
「Knowledge Portal」は、スマホ学生証以外にも、授業情報や学内イベント情報、図書館の蔵書検索など、様々な機能を提供しています。今後は、これらの機能をさらに充実させ、学生生活をより快適にするためのサービス開発が期待されます。
また、大学だけでなく、企業や自治体など、他の分野への展開も考えられます。例えば、社員証や住民票などのデジタル化など、様々な場面で活用できる可能性があります。
シバサービスは、「Knowledge Portal」を通じて、教育現場だけでなく、社会全体に貢献していくことを目指しています。今後の展開に期待しましょう。