日本の伝統的な梅酒にウイスキーのエッセンスを加えた新しいスタイルの梅酒、「海知の梅・翼知の梅」が、2025年のおもてなしセレクションにおいて最高金賞を受賞しました。この受賞は、酒類としては唯一のものであり、ウイスキーの独自の風味と紀州産の南高梅の甘みが見事に調和しています。
「海知の梅」は、ミズナラ樽で熟成されたウイスキー「海知」をベースにし、フルーティーな紀州南高梅の甘さが深く広がる製品です。口に含むと、まろやかな余韻が感じられ、さまざまな飲み方が楽しめます。ロックやソーダ割りなど、お好みに合わせて楽しむことができ、食事との相性も抜群です。360ml入りのリキュールで、アルコール度数は15%です。
一方で「翼知の梅」は、ヒノキ樽であらかじめ熟成されたウイスキー「翼知」を使用しており、その特長であるヒノキの香りが引き立っています。洋梨やトフィーのような甘みと調和したスパイシーな要素が融合しており、南高梅の酸味と甘味を絶妙に溶け込ませた一品です。こちらも720ml入りでアルコール度数は10%、ソーダ割りにするとよりスッキリと楽しめます。
ウイスキーブレンド梅酒の魅力は、その深い味わいだけに留まりません。最新の製造プロセスを駆使し、高品質なウイスキーと梅を組み合わせることで、新たな飲酒文化を築くことが期待されています。また、これらの製品は日本国内での販売に限らず、国外においても販路を広げる計画が進行中です。
「おもてなしセレクション」とは、日本の優れた商品やサービスを認定し、世界に向けて発信するためのアワードです。2015年に設立され、多数の専門家による厳しい審査を経て選ばれた製品だけが受賞することができる名誉です。受賞にあたり、ミズナラ樽とヒノキ樽、それぞれのウイスキーがもたらす独自の香味が高く評価されました。
今後、ウイスキーブレンド梅酒「海知の梅・翼知の梅」は、2025年7月に開催される東京ビッグサイトでのワイン・酒EXPOに出展し、全国のバイヤーとの商談を行います。このイベントでは、実際に試飲を通じてその魅力を体験してもらう機会も提供されます。
公式サイトには、受賞商品についての詳細情報や、最新の成長計画が掲載されています。ウイスキーブレンド梅酒は、そのユニークな風味と豊かな文化背景で、今後さらなる注目を集めることでしょう。ぜひ、この季節の贈り物や特別な日のために選びたい一品です。日本の伝統と革新が織りなす味わいを、ぜひ一度お楽しみください。