AI-OCRで入庫業務自動化
2024-07-02 12:26:45

フューチャーアーキテクト、独自開発AI-OCR「Future EdgeAI」で入庫業務を自動化!伊藤忠食品との実証実験で実現

フューチャーアーキテクト、AI-OCR「Future EdgeAI」で入庫業務自動化!伊藤忠食品との実証実験で実現



フューチャーアーキテクト株式会社は、独自開発したAI-OCR(光学文字認識)ソリューション「Future EdgeAI」を活用した検品自動化サービス「EdgeAI Batch Inspection」を2024年7月より本格展開すると発表しました。

このサービスは、商品を指定の位置に荷下ろしすると、スマートフォンが自動で撮影し、AI画像認識により一括検品することで、入庫業務の省人化と業務効率化を実現します。

すでに伊藤忠食品株式会社が導入に向けて実証実験を実施しており、2024年7月3日から2日間開催される伊藤忠食品夏季展示会「FOOD WAVE 2024 KOBE」にて本サービスの取り組みが紹介されます。

入庫業務の課題を解決する「Future EdgeAI」



従来の入庫業務では、検品者が入荷した商品の外装バーコードをハンディターミナルでスキャンし、目視で賞味期限や製造年月日、数量などを確認して入力する必要がありました。さらに、入荷確認書類の作成や入荷ラベルの貼り付けなど、多くの工数を要していました。

フューチャーアーキテクトは、伊藤忠食品の入庫業務効率化に向けた提案依頼を受け、Future EdgeAIによる現場課題の解決に取り組みました。撮影方法や荷物の積み方などを変更しながら実証実験を実施し、サービスの改良を重ねてきました。

自動撮影とAI画像認識による効率化



「EdgeAI Batch Inspection」では、指定位置に商品を荷下ろしするだけで、スマートフォンが自動でパレットを認識し、撮影を行います。AI画像認識によりパレットごと一括で商品の賞味期限、製造年月日、数量などの情報を読み取り、WMS(Warehouse Management System)にデータを連携します。

WMS経由で入荷ラベルの自動発行まで行えるため、商品の荷下ろし後、庫内で搬送している間に検品が完了し、検品者の作業負荷とドライバーの荷待ち時間が大幅に削減できます。

多様な現場への適用可能性



本サービスはWMSを利用しない倉庫や、読取り項目が異なる様々な業種への適用が可能です。また、事業者の現行業務に合わせてカスタマイズできることも特長です。

「Future EdgeAI」が実現する更なる可能性



「Future EdgeAI」は、書類や伝票をスマートフォンやハンディターミナルで撮影するだけで、その場で即時にデータ化できるソリューションです。携帯端末単体での文字認識が可能なため、オフライン環境でも利用できます。独自のエッジAI技術により、漢字、ひらがな、カナ、英数字など様々なフォントの活字に加え、手書き日本語も高精度で読み取ることが可能です。

「Future EdgeAI」は、入荷時の検品業務以外にも、製品ピッキング作業時の検品、国際貨物のケースマーク読取りなど、様々な現場で活用が拡大しています。

物流業界の課題解決に貢献



物流事業は、人手不足などの課題に直面しています。「Future EdgeAI」は、目視や手入力による作業を自動化することで、工数を削減し、労働力問題の解決に貢献します。

フューチャーアーキテクトは、物流事業における長年のノウハウと最新テクノロジーの知見を活かし、物流専門チームのコンサルタントがIT技術を駆使した省人化や効率化に取り組んでいます。今後も様々な業種・業界でのロジスティクス改革を支援し、持続可能な物流事業の実現に貢献していきます。


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