2025年3月16日、琵琶湖博物館が2024年度における来館者数が50万人を突破したことを発表しました。この記念すべき瞬間に、博物館は特別なセレモニーを開催。
50万人目の来館者として選ばれたのは、滋賀県栗東市在住の濵﨑陽太さんでした。濵﨑さんは、これまでに10回以上も博物館を訪れており、今回もご家族と一緒に来館していました。彼には特別に認定証と共に、ミュージアムショップ「おいでや」から贈られたオリジナルグッズセットが手渡されました。このセットには、トートバッグやコラーゲンボディタオル、ぷちたおるなどが含まれています。
琵琶湖博物館は、「湖と人間」というテーマのもと、湖と人との関係を探求するために構想された県立の総合博物館です。過去には数々の研究や調査を行い、様々な資料を収集・整理してきました。この博物館は、地域住民と手を携えながら、琵琶湖と滋賀の未来を共に考える場としても機能しています。
今年度の来館者数50万人の達成は、2000年度以来なんと24年ぶり。2月12日には博物館開館以来の累計来館者数が1,300万人を超えるという素晴らしい成果も報告されています。コロナ禍や水槽破損に伴う来館制限があった中でも、多くの人々に支えられた結果といえるでしょう。
2020年のグランドオープン以来、多くの方々に訪れていただけることができるようになったのは、琵琶湖博物館の展示やプログラムが地域に密着し、魅力あるものが揃っているからに他なりません。今後はさらに、研究、資料整備、交流、展示といった活動に力を入れ、琵琶湖及び滋賀の魅力を広く伝えていく方針です。
琵琶湖の美しさやそこの文化に触れ、学びながら楽しむことができる琵琶湖博物館。訪れる度に新たな発見があるこの場所で、多くの方々が素晴らしい経験を得られることを期待しています。セレモニーの様子や交流の場としての博物館の役割についても、魅力的なストーリーが広がります。親子連れや学校の遠足など、さまざまなシチュエーションで楽しむことができるこの場所は、地域にとって欠かせない存在です。共に未来を育んでいく役割を担う琵琶湖博物館を、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?