タイルの魅力を再発見!『CERASTA 2024』開催
2024年8月30日と31日、大阪市中央公会堂で開催されるイベント『CERASTA(セラスタ)2024』では、タイルに関するさまざまなアクティビティが用意されています。このイベントは、タイルメーカーや職人、問屋の有志によって設立された実行委員会が主催し、入場は無料です。(事前登録が必要)
イベントの内容
『CERASTA 2024』では、トークショーや職人体験ワークショップ、タイルチェアのコンペティション、音楽ライブなど、多彩なプログラムが予定されています。特に初日には、タイルにまつわるトークショーとライヴパフォーマンスが行われ、参加者は職人たちの技術や経験について学ぶことができます。
主なコンテンツの一部を見てみましょう。
【職人座談会】
その名も『職人の修辞学』。左官や煉瓦、タイルの分野で活躍する日本代表の職人たちが集まり、各々の技能とその重要性について語ります。この座談会では、職人たちがどのように自らの技術を生業に変えていくのか、実践を交えながら学ぶことができます。
【ジブリパーク座談会】
『ジブリパークの熱い風』というテーマの下、ジブリパークのタイル装飾に携わったキーマンたちが、タイルの魅力やその取り組みについて熱く語ります。タイルはモノづくりにおいてどう役立っているのか、そしてそれがどのように文化に貢献しているのか、貴重な話が聞けるかもしれません。
【講演会】
『学びの「場」を作る』という題で、内田樹氏と平川克美氏が、地域における学びの重要性を語ります。二人はそれぞれ合気道の道場や喫茶店を通じて、地域社会にどのように寄与しているのかについて紹介します。
【音楽ライブ】
最初の音楽パフォーマンスでは、大阪出身の職人兼シンガーソングライター、虎鷹氏が特別に書き下ろしたテーマソングを披露します。また、H ZETTRIOも参加し、大人も子供も楽しめるパフォーマンスを提供します。
メイン会場での体験
メイン会場となる中集会室では、タイル関連の展示や施工体験が行われます。特に『タイルディスカバリー』というワークショップでは、参加者が実際にタイル施工を体験し、職人からの指導を受けながらタイルの魅力を体感できます。4人1組で進められるこのワークショップでは、施工現場の実際に触れることができ、最後には「タイル職人認定証」がもらえます。
【タイルチェアコンペティション】
また、タイルを使用した椅子を公募し、展示や投票を行う『スワールドカップ』も開催されます。来場者が審査員となり、どの作品が第1回ベストスワールドの称号を手に入れるのか注目が集まります。
2日目のプログラム
イベントの2日目には、『記憶に残る空間・愛される建築とタイル』と題したシンポジウムも予定されています。パネリストは、多くの著名な建築家たち。彼らが議論するタイルの過去と未来、さらには大阪のタイル文化についても触れられます。特に、大阪を中心にタイルがどのように使われてきたのかを語る講演も必見です。
まとめ
『CERASTA 2024』は、タイルの技術と文化、そしてその魅力を多くの人々に伝えるために企画されています。このイベントを通じて、タイルへの新たな興味や理解が生まれ、より豊かな暮らしを提案する場となるでしょう。大阪の歴史を感じるこの祭典で、ぜひタイルの魅力に触れてみてください!
詳細な情報は公式ウェブサイト
https://cerasta.comでご確認いただけます。